8時に目が覚める。眠くて怠い。どうやらピルによる消退出血がはじまったらしい。立ち上がると貧血気味なのかかなり怠いので、今日は無理せずほどほどに過ごすことにする。食欲がわかなかったのでミロを飲んで、あつ森をプレイしたり横になってみたりして午前中を過ごす。
キム・チョヨプ著『この世界からは出ていくけれど』の日本語版への序文だけ読む。韓国語版タイトルは『さっき去ってきた世界』で、翻訳されてこのタイトルに変更されているのがすごく良い。また「わたしの小さな作業部屋で生まれた感覚バブルが、ぷかぷかと空を渡って皆さんのもとに届くのだと思うと、毎回新鮮なときめきを感じます。」という著者の言葉選びもいいな、と思った。やさしくて滋味溢れる文章だと思う。小春日和という感じ。本文も読み進めようと思ったけれど、うまく集中できなかったので本を閉じる。
具合が良くないという話をしていたら、祖父からパンとジュースの差し入れをもらう。ありがたい。貰ったパンをお昼ごはんにした。午後の紅茶のミルクティーをかなり久しぶりに飲んだのだけれど、おいしくてびっくりした。でも常飲してたら甘ったるく感じそうだし、たまに飲むからおいしいのかも。
布団に横になりながらスクウェア版『薬屋のひとりごと』10〜12巻と、『葬送のフリーレン』1巻を読む。『薬屋のひとりごと』は間が空いていてどこまで読んだのか忘れてしまったが、それでも面白かった。南マキの『S・A』で育った人間なので鈍感主人公が好きすぎるのだけれど、猫猫が生存のためにわざと鈍感でいる描写がめちゃくちゃ挟まれて笑ってしまった。あと猫猫が喋っているときに、吹き出しがたまに猫型になるのがかわいい。
『葬送のフリーレン』は母がアニメを視聴していて、そのときに偶然見かけたユーベルさんが好みだったので気になっていた。読んだところ、1巻の質量というかカロリーが重くて「週間連載でこの漫画を!?」とびっくりしてしまった。ぎっちりとしている。クリスマスプティングみたいな密度だ。あと小さいコマになればなるほどキャラクターがかわいい。作中では世界がヒンメルを中心に回っていて、さすが勇者……と思ってしまう。年代描写も「ヒンメルの死後から何年」といったヒンメル歴(?)だし。質量があるので読み進めるのには時間がかかるかもしれないけれど、これから続きを読むのが楽しみ。
横になっていたら元気が出てきたと同時にお腹が空いたので、ゆで卵とレンチンした玉ねぎとマヨネーズ、酢、パセリ、黒胡椒、味塩を和えてたまごサンドを作った。かなりおいしいけれど思ったよりスナック感覚で軽かった。お腹には溜まらないかも。
冷蔵庫に昨日のあまりもののかぼちゃの煮物とこんにゃくの山椒甘辛煮とねぎと豆腐と油揚げのみそ汁があったので、晩ごはんはメインを作るだけで事足りそうだった。鶏むね肉があるのでごま甘酢和えを作ることにした。パルシステムのレシピが気に入っている。おいしく作れたと思うので、これから食べるのが楽しみだ。