図書館に行く

漆野凪
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 気圧なのかうまく寝付けなかったのか、無性に眠い。8時半に起きたがあまりに眠かったので本を読みながら二度寝をした。起きてもまだ眠かったのでコーヒーを淹れた。牛乳がなく、余っていたコーヒーフレッシュと砂糖を入れた。すると、コーヒーの味をあまり変えずに苦味を軽減できる。牛乳の場合は塩梅を間違えると薄まった牛乳感が強くなるが、薄まった味もしない。いままでコーヒーフレッシュをコーヒーゼリーにしか使ったことがなかったが、これは重宝されるわけだ……と納得した。

 今日は図書館で借りていた本川達雄『ラジオ深夜便 うたう生物学』を読んだ。ラジオ深夜便で実際に放送していた内容を書籍化したらしい。同じ作者の『ウニはすごいバッタもすごい』が面白かったので手に取ってみたのだが、どうしてもラジオなので専門的な話は薄めで、脱線が多かった。内容も『ウニはすごいバッタはすごい』で既に読んだものがほとんどだった。今度は概論的なものではなく、もう少し専門的な本を手に取ってみたい。

 借りてた本を読み終えたので図書館に向かい、本を新たに借りた。YouTubeでいつも面白い動画を投稿しているので気になっていた茸本朗の『野食ハンターの七転八倒日記』、愛猫エッセイ『今日も一日君をみてた』の続編である角田光代『明日も一日君をみてる』、逢坂冬馬『同志少女よ敵を撃て』、同じ作者の本があまりに面白かったので手に取った斜線堂有紀『愛じゃないならこれは何』、新刊コーナーで目に留まった光田恵編著・一ノ瀬登・跡部昌彦・長谷博子著『トコトンやさしい 香料の本』の五冊。普段は二週間で四冊ほどと決めているのだが、『同志少女よ敵を撃て』は前回読みきれずに返却したので五冊にした。どの本も読むのがたのしみだ。

@urushino_nagi
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