これを作る、出す、できた!くらいの評価基準が一番いい

ushironoko
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それなりの大きさの会社に所属する以上評価というのは毎年やってくる。弊社は半年に1度、個人目標を振り返り達成度に応じたフィードバックがされる。

個人目標と言えば考えるのが苦手な人も多いだろう。やれケイパビリティだロールサイズだと鼓舞され、色々な要素を詰め込んでしまいどれも中途半端に終わることもあるだろう。

かくいう自分も去年はそれで残念な結果になったこともあった。いろんなものに手を出しすぎ、軸が定まらず、総合で見て100点に届くことがなかった。

評価というものは対象がシンプルなほど良いと思う。それは評価される側もする側も同じ。

今やってるプロジェクト、いつ頃出せそう?じゃあそこまでに出たら一旦OKにしよう。予定より早く出たらより良い評価、遅く出たらマイナス。これ以上シンプルなものはない。

結局我々はものを作って出すということをn回続けるサラリーマンであり、その過程は判断材料にはなるが、最終的に評価基準となるのは出たか出なかったかしかない。

早く出せたということはそれほど過程が素晴らしかったのだろう、遅くでたということは過程に何か問題があったんだろう、と振り返ることはできる。しかしそれは評価基準ではなく、あくまで過程に過ぎない。

作る、出す、できた!あなたの給料は上がります。くらいシンプルにしておくのがやっぱり良い。

早く出すにはどうするかという所で、評価対象者のケイパビリティが問われるわけで、いろんな部署に転がる問題を解決できることが必ずしも求められるわけではないはずだ。