自分は昔から英語が苦手で、中学英語も怪しいレベルだが、それは近い将来チップとかを脳にインストールして言語野を拡張することで対応できるようになるだろうとか本気で思っていた。
ハードウェア的に人間の性能を向上させたり、入れ替えたりできるのが昔思い描いた未来だった。
まあドラえもんとかブレードランナーとか、最近だとサイバーパンク2077とかはそういう類だろう(間違ってたらごめんなさい)。
しかし生成AIの爆発的な進化のおかげで、どうやらその路線ではなさそうだなという気持ちになってきた。人は人のままであることが重要視され、ソフトウェア的な拡張の方が大事だと。素材を活かす方に倒れてきている気がする。
なので、結局は人間自体の性能を高める必要がある。要はソフトウェアを使いこなすための能力は依然として必要なままだということだ。かなしい。
ゲームStarfieldには頭に外付けのチップを装着することで、予備の記憶領域を持ち交渉術を高めるという要素がある。
一見これはハードウェア的な拡張だが、HumaneのAI Pinのように、常に対話AIを携帯することで(レスポンス速度の問題はあるにせよ)ソフトウェア的な拡張でハードウェア的な拡張の真似事もできちゃうわけだ。
人体のリスクを考えるとよりハードウェア的拡張など誰もやらないだろう。