壮年のネット離れ

ushironoko
·

自分と同世代くらいの、界隈の一部の人間たちは、あまりネットで一喜一憂しなくなってきたように感じる。誰でも言えそうなことをあえて言う必要ないとか、捉え方次第で面倒になるとか、そういうのは若者に任せたいとか、立場とか、とにかく発言に対するハードルが上がっていて、下手を打てないという感情が捨てきれない。

間違えを恐れずにとはいうが、誰が間違えたのかは実は重要で、たとえ謝ったとしても一度ネットの海に出た発言は撤回するのがたいへんで、エアリプ文化、インプ乞食botによる発言の複製、おすすめタブのヘイト流入など、厄介極まりない広がり方をするのが令和のSNSという印象。

かくいう自分も昔より一次リソースに拘らなくなってきた(適当にSNSを使うようになった)し、気づいたときにはエアリプに頼ってるしで、流れを助長する一人になっている。

こうして伝えたい言葉とそのリスクが釣り合わず、取るに足らない日常の呟きに収束していき、一部の公式情報のみをウォッチするようになる。もはやマサカリ歓迎などという言葉も死後になりつつある、のかもしれない…。