凶器についた指紋の持ち主は犯人ではない
当然真犯人がなすりつけたものなので、指紋の持ち主は犯人ではない
犯行時間のアリバイがないものは犯人ではない
犯行時間に細工をしない犯人は存在しないので、アリバイのないものは犯人ではない
第一発見者は犯人ではない
犯人が発見者のフリをして叫び声をあげるパターンは出尽くしているため犯人ではない
金品目当てで現場にきているものは犯人ではない
強盗殺人に探偵は不要なので犯人ではない
被害者が男性の場合、女性は犯人ではない
女性では男性に歯が立たない、死体を運んで移動することは難しい等体格差を生かしたアリバイ作りは探偵に疑われるため、犯人ではない
被害者と全く面識のないものは犯人ではない
初対面で殺人に至るのはドラマ性に欠けるため、初対面の人間は犯人ではない
館の主人は犯人ではない
対象を殺害するため自身の館に招待する館の主は、犯行現場が自身の所有物件の場合リスクが高すぎるため犯人ではない
身体的ハンデのあるものは犯人ではない
戦場帰りのものや、五感に不都合を抱えるものはそれ自体がアリバイとされることがあるが、そこからトリックが逆算される力学が働くため犯人ではない
連続殺人で、すでに死んだ人間は犯人ではない
仮死状態を用いて死体に紛れて殺人を繰り返す行為は探偵や周りのものが慎重な性格なだけで見破られるため、すでに死んだものは犯人ではない
物語の語り部は犯人ではない
もうそういうのはいい