FF16を発売日に購入し、先日クリアした。発売日を今調べ直したら2023/6/22だったそうで、ほぼ半年かけてクリアしていたことになる。びっくり。といってもプレイ時間は35時間ほどなので、遊んでない時間がほとんど。ちょっとやっては離れ、を繰り返していた。普通、そうやって途中で離れてしまうと、ストーリーがどうなっていたのか、操作方法がどうだったか、とかをすっかり忘れてしまい、戻れないことが多いと思う。現に、Sifuを買って少し遊んで放置してるが、途中から戻れる気がせず、チュートリアルからやり直さないと、と思っている。しかし、FF16は違った。操作方法はアクション主体とはいえ、ほぼボタン連打でいける。さらにサポートアクセサリをつけると、どんどん操作を簡単にできる。僕も回避タイミングをサポートしてくれる「オートドッジ」は後半はずっとつけていた。このおかげで快適に遊べた。そしてストーリーは、結構複雑な世界情勢やら人物関係やらがあるのだが、ムービー中に、あれ?これってなんのこと?と思った瞬間にボタンを押せば出てくる「アクティブタイムロア」がめちゃくちゃ優秀だった。このおかげで、そうそうそうだった!と思い出すこと多数。さらにもっと深く知りたければ拠点で用語解説も全部見れるし、人物相関図や時系列で世界情勢など、振り替えれるコンテンツが多数。これはすごい(そこまで活用しなかったけど…)。
そのおかげで、数ヶ月のブランクがあってもまたやってみるか、と気軽に復帰し、なんだかんだでクリアまでプレイすることができた。各所で言われていることだけど、これは良かった。他でも是非いれてほしい(難しいだろうけど)。
あとは、オープンワールドではなく、ほぼ一本道での進行なのだけれど、逆にそれが良かったようにも思う。オープンワールドは自由に探索できる楽しさがあるけれど、やはり世界が狭くなってしまう(自由に動ける範囲としては広大なんだけど)。ブレワイでめちゃくちゃ広い、と思っても現実には京都市内程度のサイズだし、日本程度の大きさでもオープンワールドで再現することは不可能。けれど、オープンワールドではなく、ワールドマップから選択し、その場所だけを探索する従来の方式にしたことで、周りに広がる広大な景色を表現でき(そこまでいけなくてよいので、どこまでも広い景色にできる)、世界の広さをすごくよく実感できたように思う。超絶美麗なCGも相まって、高いところから見下ろして「わぁーー……」と息を呑む景色が多かった。
ストーリーは正直ツッコミどころは満載で、それも含めて楽しんだ感はあれど、最後までやったことでその評価はプラスになったと思う。途中でやめていたらだいぶ評価は違っただろう。
以下、公式から出てるネタバレありのPV動画をクリア後に見ると、余韻に浸れてよい。
なんだかんだ言いたいことはあれど、総合的にはプレイして良かった、と思わせてくれる作品だったと思う。