『夜明けのすべて』感想

昨日見た。

穏やかで軽やかな、すてきな映画だった。

映画で発せられるメッセージ=監督・演者の100%の思いとは捉えないようにはしていても、どうもモヤついてしまうメッセージが打ち出されている映像作品もあるなーなんて思うので、見終わったあとにモヤつく点がなかったことにホッとしてる。それだけ緻密かつ丁寧な作品構成なんだと思う。

職場の人々がこんなに愛に溢れた優しい環境はなかなかないなーとは作品を見る前から思ってたけど、確実に無いとまでは言い切れないこの自分の日常との延長線上にありそうな雰囲気。

軽やかではあるんだが、中身は骨太な映画ゆえ、映画に気力を使い果たしてしまいがちな人間としては、今日も使い物にならない感じになってる。ただ、それでも観てよかったと思える、そんな映画だった。

@utakatawosuku
ふと湧いた感情をだいじにする場所