映画『ウィッシュ』所感

あまりディズニーに関心をもたない人間なのだが、私の友人にはディズニー好きが多く、夢の国に一緒に行くこともままある

昨年末、友人達とともに『ウィッシュ』という映画を見に行った。

--------一応ネタバレ線----------

友人達ほど入り込むことはなかったけれど、気になったことが2つ。

まず喋りの間合いが気になる。英語の会話のペースの日本語の会話のペースって違うのだろうか。

もう一つ、(全員が全員ではないだろうが)キリスト教の国の方々によって作られたこの映画のストーリーが、(無宗教の人も多いだろうが)仏教や神道の国である日本でどう受け取られるのだろうか、信じている宗教によってこの映画の受け取り方がかなり変わりそうだなぁと感じた。

本来的な意味での「他力本願」の考え方をだいじにする人にとってこの映画はどう受け止められるのかとか、この映画はおそらく主人公のアーシャやその周囲の人々に入り込んで勇気を得たり感動したりする観客を想定している気がするが、果たしてヴィランとなった王が悪なのかとか。

それぞれの宗教に対する理解がぼやっとしているため、あんまり芯食ったことを言えないんだけど、感動する前につまずく箇所が多かった。

ただそれはそれとして、自分の趣味の範囲では気づけなかったものがあった映画だった。

@utakatawosuku
ふと湧いた感情をだいじにする場所