KKCアンソロ拝読しました! すごい本だ……。いろいろな解釈を一冊で見ることができて、これこそアンソロの醍醐味……と感動しました。すばらしい作品の数々に、感謝の舞を踊らずにはいられない。
しかし、メリ様のお心の中はかくも苦しく、あんなにも深い絶望の只中に置かれたのかと思うとつらい……。しかし私はモッブ。無秩序な群衆であり、暴徒である。おいたわしいメリ様のあられもないお姿や、理想と現実のギャップに力なく膝を折るメリさまに哀れみと興奮と、感動を覚える者である。故に作者様おひとりおひとりの作品に、IQ3くらいではあるけれど、感想を述べていきたい。「ほんっとよかった。ち〇ち〇いっぱいでした」。このくらいの語彙力でいきます。
◆表紙用イラスト:まめしおさん・お天気さん
これーーーーすばらしい絵。内臓や筋肉がみっちり詰まっていそうなボディに、無数の痕。個人的には手首の痕の描き込みが好きです。あの豪奢なコートは剥がされ、中のお着物一枚にされているけれど、お着物の深い青色と鮮やかな金色が彼の決して失ってはいない矜持の存在を主張しているようで、哀れで、痛ましい。素敵な絵。すきーーー。メリ様のまなざしや健康的な肌の色が煽情的で……ニュアンス伝えるの難しいけど……いいなって……。ぐったりとしていそうな感じで横たわっていらっしゃるんだけど、この角度からメリ様を見おろしてる私ってさ、もしかして……私もモブ……?すごくモブ視点だから、自分で自分が怖くなる。全然絵の趣旨と関係ないと思うんだけど、乳首立ってる。好き。
◆ティザーフライヤー:まめしおさん
懐かしーーー!すべてはここから始まった。メリ様のこのお姿を見て、「これはぜひとも参加させていただきたい」って思った。自由を希求する彼が鎖につながれてるのがまずイイ。そしてこの表情。見る人によっていろいろな意味を感じそう。私は、まなざしのまっすぐさや固く結ばれた唇に、志は失っていないというような、毅然とした感情を感じる。すでに目元口元と胸元には傷があるんだけどさ、殴られたり、切られたりしたんかな……これからもっとひどい目に遭うんだろうなっていう予兆を感じる……やめろお……。
この体位ってか腕、描くの難しそう……!すげえ……。
◆ノベルティの原画:まめしおさん
挿さってる。ごめん接合部分めっちゃ見ちゃった。
筋肉もりもりだ……腹直筋イイ、脇腹のさ、腹斜筋もさ、もりもりなのもすごくいい。このくらいのマッチョ最高。裸ってマジで描くの難しそう。筋肉の伸縮を考えて色入れてらっしゃるし、これ色塗るのに光当たってる角度とかも考えてたら混乱しそう。すごいなほんと……すご……。すご……。胸に刻まれた深そうな傷の傷口が、びりびりってなっててめっちゃ痛そう。体の窪みに溜まっている体液が、責め苦の苛烈さを物語ってる。個人的には鼻血にぐっときました。すご……。乳首めっちゃきれい 喘ぎ声か、あるいは叫び声をあげているのか、息をするのがやっとなのか、口を大きく開く姿があまりにも痛々しくて泣ける。
◆トトラさん
うわああドロドロのメリ様!青味のある塗りが、空間の冷たさや絶望感を表している感じがする……。鍛え上げられた豊かな筋肉とやわらかそうなおっぱいをもつ肉体!に、大きな痣うわーーーっ!脇腹のところ!蹴り飛ばされたんかなぁとか考えずにはいられない。傷一つ一つが結構深くて。剣で裂かれたんかな……内ももの十字に刻まれた深い傷のとこ、明らかに意図的に刻まれてるよねって思ったらこれ外国の正の字なんですか!あとがき読みました!5回はやられているということか……。秘孔から体液が流れ出てて、そしてなおも体液を吐きつけられてる……。このメリ様は、彼らが飽きるまでやられ、腿に傷をつけられ、その物理的にも精神的にも消えない傷を一生背負って生きていかなければならないってことだ……ウグーーッつらい!
後にいくにつれ語彙を獲得してく傾向にあるので、感想の分量が違うの気にしないでね!
漫画と小説の感想も書く予定!