しずかなインターネットにぽつぽつと書き始めて1年くらい経った。自分が書いたものを読み返して、こんなことを書いていたなとか、こんなこと書いてたっけなとか、考えた。あの時の私が残していてくれたものがあったということに救われたのは現在自分が感じることができる言葉が著しく少なくなっているように感じているからかもしれない。実のところ、自分の中にある言葉の総量は変わっていないのかもしれないが出力の部分が弱っているのだと思う。朝、スッキリ起きれなくなっていること、寝るまでの助走が果てしなく感じるくらいに長いこと。この前は寝なきゃと思っていたら朝が来ていた。眠りに落ちる前に朝が来るという体験は大学生以来で、こんな感じだったなと冷たい朝の空気で部屋を満たしながら思った。
眠れない夜を数えきれないくらい潜って、朝の光に目を細めて、重い身体を引きずっても生きていくしかないのなら、そのまま生きていこうと思うよ。そうやって、日々を、生活を積み重ねて。