一番印象に残ったのは「じゃがいもを茹でる」ところでした。
意訳ですが、師曰く、じゃがいもを生では食べられないように、怒りもそのままでは毒があります。15分から20分ほど茹でるとじゃがいもはいい香りをたちこめておいしくなるように、怒りも同じくらいの時間マインドフルネスの光をあてておくとやさしさや慈しみの香りを放つようになります。
ティク・ナット・ハン師はすごいなあ、もしかしたら、私にもまねできるかもと思いました。やってみようと思いました。
ティク・ナット・ハン師はマインドフルネスの提唱者でした。そこらへんはよくわからないです。でも、ティク・ナット・ハン師はマインドフルネスのマスターだと思います。怒りは変容するということを完全にわかっている。そのうえでどうしたら変容するのかも示してくれる。マスターだ。
他の箇所よりも「じゃがいも」がパワーワードだなと思いました。ぜひ、じゃがいもと怒りをお楽しみください。
おわり。