Neal Agarwal(ニール アガーワル)さんと言うクリエイターさんが自身のwebサイトで公開している「The Deep sea」というフリーゲームが大変面白いのでぜひ一度プレイしていただきたい。
英語サイトですが、Chromeなら日本語翻訳機能で翻訳できます。
ひたすらスクロールして深海を目指すゲームです。
途中途中で「この深さにはこの生き物が生存しています」と言う絵が出てくるのですが、これがまあ〜面白い!
信じられない深さで生きる生き物の多い事...そしてその独特の生態。
深海にいるのは生き物だけでなく、沈没船なんかもいます。
沈没船...様々な人の人生が垣間見えるようで、なんとも切なくなります。
深海の深さの段階、海なのに空の用語を使っていたりして、言葉が出ないんですが良いなぁ〜ってなります。
深く深く潜っていくと、敵が出てくるようなゲームでは無いのになぜか恐怖感が出てきます。本当にだいぶ精神にきます...想像でしか無いのにあまりにも未知で孤独で死の形をしているようで、不安が勝手に頭に広がり始めます。
それでもそこに名前の無い生命は存在していて(おそらくその世界にいる生命の1割も人間は知らない)孤独の底へ到達した生命体の一つは人間でもあるのです。
(たまに思うのですが、人間はいまだに自分達が住む星の正体について知らないのに、果ての存在しない空に夢を抱きすぎている気がします。宇宙の外側の“無の存在”については大いに興味がありますが...)
いまだに人間が把握しきれていない未知の世界、深海。その魅惑をぜひ体感してください。
さらに海の美しい神秘の世界を感じたい方は、ぜひGiant Squid社さんの『ABUZU』というゲームをプレイしてみてください。私にとって一生おすすめしたいゲームの一つです。
そして音楽も素晴らしいのです...ABZUの音楽がロンドンの歴史あるレコーディングスタジオで演奏・録音されたものなのですが、海がまさに神々が住まう世界なのだと思い知らされます。
海も山も大地も空も、調べれば調べるほど知れば知るほど、あまりにも巨大で、私たち人間というのは彼らからしてみればゾウの背中にいるアリみたいなものなんだろうな。
彼らがその気になれば、私たちなんて次の瞬間には