昨年アラビアのマイニオ・サラストゥスというデザインのカップ&ソーサーと19センチのプレートを買いました。
買って大正解、事あるごとにこのデザインが私の気持ちを押し上げてくれる。
何年か前からこのデザインは気になっていて、欲しいな〜と思いつつもまあまあ庶民には高いお買い物でしたのでなかなか踏ん切りがつかなかったのですが、アラビア150周年記念として登場したこのカラーが私の心を鷲掴みにしてしまい、とうとう買ってしまった。
もう本当に素晴らしい...このデザインはマイニオ(偉大な)サラストゥス(夜明け)という意味で、元々は1965年に登場したイヴァロというデザインが元のモチーフになっています。イヴァロのデザイナーさんはライヤ・ウオシッキネンという方で、イヴァロは街の名前です。そこからインスピレーションを受け継ぎ2018年に登場したのがこのマイニオ・サラストゥス。この点と線のシンプルなデザインが色々な現象を想像させてくれて、見ていてとても幸せな気持ちになります。
プレートの方が特に想像しやすく感じるのですが、私にはこのデザインが木漏れ日やカーテンの隙間から漏れ出た朝日のようだなあと思います。でもその日の気持ちによっては、雨上がりの朝のようにも感じるし、お祝いの飾りにも見える不思議なデザイン。
特にこの黄色味のベージュがそう感じさせます。ゴールドではなくベージュというところが、優しい光を想像させる気がします。
このプレートの真ん中にケーキやお菓子をポンっと乗せただけで、まるでそのお菓子が小さなステージに上がったように見えます。このデザインがある瞬間、その時間はより特別な時間になる気がするのです。
今はアラビアのスンヌンタイというシリーズも気になっていて、このシリーズのプレートも欲しい〜!となっています。こっくり黄色が何とも温かみがあって癒される...
そんなデザインの力を借りながら、どっこい生きる今日この頃。