さっきTLで暇なんとかっていうヘイターの本を宣伝? 特集? したとかいう情報が回ってきたので、アニメイトを退会してきました。曖昧な表現なのはこの人の名前を見るだけで具合が悪くなるため、リンクの見出ししか読んでないからです。
まぁもともとグッズとかあまり買わない人間なんで、ヘビーユーザーってわけではなかったんですけどね。購入履歴見たら最後の利用が3年くらい前でした。それでも客は客なので、今後一切使わないというやり方で抗議しようと思います。
にしても、あれですね。オタク=差別主義者という構図を作ってしまうことに加担してしまっていいんですかね、アニメイト。アニメ関連の商品でもないヘイターの自伝本を扱って大々的に宣伝までしてしまうって、擁護の余地ゼロなんですが。
あ。ちなみにこのブログ内でSNSの話をする時はだいたいマストドンのことを言ってます。今さらですけど。Twitterは完全にやめたので今はマストドン使ってます。流れてくるニュースは国自体がうんこなので地獄みの深いものばかりなんですが、TLで見かける方の雰囲気はまともで居心地がいいです。
マストドンはお気に入りやブーストの数字を非表示にできるのも精神衛生上とてもいいですね。これはアプリによってできたりできなかったりする機能なんですが。自分が使ってるのはIce Cubesっていう非公式マストドンアプリです。
ところで、最近ちらほらTLに流れてくる話題で気になるものが一つありまして。それは、日本語圏では単に差別主義者という意味でレイシストという言葉が使われがち、というものです。
なぜこの話題が気になるかというと、自分自身も一時期そういう認識をしてしまっていたからというのと、自分以外にも間違った使い方をしている人を見かけたことがあるからですね。こんなアホな間違いするのは無学な自分だけだろう……と思ってたのに、同じミスをしてる(しかも自分よりも一回り以上歳上で知識もありそうな方だった)のを目の当たりにして「!?」ってなったのをよく覚えてるんですよ。
この勘違いについて、日本では人種という概念を肌の色などの違いではなく異なる人間くらいの軽い意味で捉えてる人が多いからでは? というものすごく真面目で深い考察をしてる方もいたのですが、少なくとも自分に関してはそんなたいそうな理由ではなく、単に英語力が皆無だっただけですね……
racist という言葉は人種を表す race に接尾語である ist をくっつけた言葉なので、race の意味が分かる人にとっては人種差別主義者を表す語だということが明白ですが、自分は初めてレイシストという言葉を聞いた時、英単語の race の意味を知りませんでした。というか、そもそもアルファベットでどう書くのか、何と何がくっついた言葉なのかも知りませんでした。
レイシストという言葉が反差別界隈で差別を語る時によく使われていることは知っていたので、どうやら差別主義者を示す言葉らしいと理解しました。その後しばらく界隈の言葉を観察してみて、どうやらレイシストというのは人種差別にしか使わないものらしいぞということに気づき、じゃあ他の種類の差別をする人たちはなんて言えばいいんだ……!? としばらく混乱してましたね。
ググればよかったんですけど、当時のGoogleって検索結果にテコ入れされる前だったので、何かをググると低俗で悪質なまとめサイトがトップにズラーっと表示されるような環境だったんですよ。まして差別に関する言葉なんて、とてもじゃないけど気軽に検索できない状況でした。感受性が激強な複合的マイノリティゆえの過剰なビビりで学習の機会を逃しまくってたのも、勘違いをしばらく引きずっていた原因の一つです。
これらは蟒蛇個人の経験なので一般化することはできませんが、自分にはこういう経緯がありました。今は正しい用語の使い方をしてますし、疑問に思ったことはなるべく検索するようにしています。