数日前、マストドンのTLでベーゴマの話が流れてきたので、そういえばベーゴマって実物知らないな……ベイブレードなら分かるけど…… と思ってGoogleで画像検索したんですよ。
普段Google使ってる人は分かると思うんですけど、Googleの画像検索ページって上の方にECサイトなどの商品PRが表示されるんですよね。検索結果と関連した商品が画像付きでいくつか出てくるんです。
そんでですよ、ベーゴマで画像検索したら一番最初にメルカリで売られてる呪物が出てきたんですよ。……なにゆえ?
その呪物はオンボロな人形だったんですけどね、え? え? って混乱しながらも気になってタップしちゃいまして。商品説明いわく、火事の現場に残されてたのかたまにパチパチと火の粉が弾けるような音が聞こえてくるらしいです。焚き火ASMRかよ。
そんでまた人形の見た目が怖くてですね……スカートを履いた手作り感のある女の子の人形なんですが、顔だけが真っ黒なんですよ。もし火事ですすけてしまったなら、全身が黒くなるはずじゃないですか。なぜか顔だけが焦げ茶に変色してるんです。アフリカ系の人物の人形とかじゃないですよ、手足はベージュなので。これがなければ怖くもなんともない普通の人形なんですがね……
一番わけが分からないのは、それがなぜ「ベーゴマ」で検索して出てきたのかなんですよね。まぁこれについては自分の中でほぼ答えが出ていて、最近ずっとホラー都市伝説系のブログを訪問していたことと、オモチャというカテゴリで関連して人形が出てきたのではないかということですね。
その呪物の出品者さんは他にも様々な呪物やいわく付き商品を出品しまくってる方だったんですが、「無関係なワードで検索して呪物が表示されたという苦情は受け付けていません」みたいな注意書きがしてありました。わざわざそんなことを書くってことは、恐らく今回の自分のように何らかのアルゴリズムが働いて突然広告内にやべぇ商品が出てきてビビって苦情を言いに来る方がたくさんいるんでしょうね……
意図せず表示されてしまった謎は解けたので、それはもういいんですが。たった今また別の問題が発覚しました。なんとメルカリは、時間経過で自然と消えるまで商品の閲覧履歴は消せないそうです。これからしばらくは閲覧履歴に呪物が鎮座した状態で過ごさなきゃいけなくなりました。まぁメルカリはあまり使ってないので別にいいんですが、あまりいい気持ちはしません。
それにしても呪物をフリマに出すなんて、出品者も購入者もいったい何を考えているのやら……