「推し活疲れ」について、以前から一部界隈で問題となっていたことは認識していたが、最近自分の周りでもそういう人が増えてきた気がする。自分は疲れを感じたらすぐに対処できているため、幸いにも比較的健全に推し活ができている。以下、自分なりの対処方法まとめ。同じように困っている人を見かけたら、今後はこの記事をこっそり教えてあげようと思う。たぶん随時更新する。
(以下、常体から敬体になります。)
義務感を感じてしまった場合
一旦、推し活以外のことをしてみましょう。そして、自分に最適な推し活の「ペース」を見つけましょう。
推しができる前の生活について思い出してみてください。その時、どんな方法で息抜きをしていましたか?どんなコンテンツを目に入れていましたか?久しぶりに、それらを再開してみてはいかがでしょう。もちろん「推しができる前の自分には何もなかった」という方もいるでしょう。そんなときは、推しつながりでなにか新しいことを初めてみませんか。推しの好きなゲームで遊ぶ、推しがいつも話している芸能人を観る、推しのお気に入りのカフェやレストランへ行く、推しが思い出を語る場所へ旅行する……。きっかけは何でも良いのです。何か新しいことをしましょう。
少し残酷な話をします。あなたがいなくても、推しはいつも通り活動しています。あなたがいなくても、他のファンはいつも通り推しを応援しています。無理に配信に顔を出したり、毎回のようにチャットやスパチャを投稿したり、感想ツイートをしたりしなくて良いのです。大切なのは無理なく長く応援すること。無理しなくても、長く応援していれば、推しもあなたのことを見てくれるでしょう。
推しの活動の方向性に疑問を持った場合
それが推しのなりたい姿です。否定せず、見守ってあげましょう。
ファンが増えたり、ファンの層が変わったり、推し本人の取り巻く環境が変わったりすることで、推しがこれまでとは違う活動方針に進むことはよくあることです。残念ながら、推しが万人受けする存在になることはできないのです。もし、推しがあなたの好みから外れてしまった場合、推しを否定せず、静かに身を引きましょう。このとき、SNSで「推し変します」「担降りします」と宣言するのはあまり好ましくありません(一部界隈ではこれをすることが普通になっているようですが、VTuberに対してはするべきでないと個人的に考えています)。ましてやスパチャで宣言するなんてもっての外です。
もちろん、それでも応援し続けたいのであれば、無理のない範囲で応援を続けましょう。配信を追うのはやめても、切り抜きで近況を追ったり、グッズを買ったり、記念配信は観に行ったり……。先に述べたように、自分のペースで推しを応援しましょう。
ただし、ここで述べた「方向性」とは、配信で取り扱うゲームの種類、配信頻度、注力する活動などを指します。万が一、犯罪チックなことをし始めたり、社会通念上相当とみられない行為をし始めるのは流石に問題ですので、そういうことに対しては異を唱えるべきだと思います。もちろん、未練がなければ静かに去りたいところではありますが……。
知り合いが推しを下げる発言をしているのを見てしまった場合
まずは無視しましょう。必要であればその人と距離を取りましょう。
何かしらのSNSに参加しているということは、あなたの友達は一人ではないと思います。あなたの波長の合う友達だけと長く付き合い続ければ良いのです。
そもそも、SNSや生配信など多くの人の目の触れる場所で、他人の好きなものを貶すことができるような人は、はっきり言って「痛い」です。誰も幸せになれず、本人が気持ちよくなるだけです。そんな人と仲良くするメリットって何でしょうか。もし思いつかなければ、そんな人とは縁を切りましょう。
知り合いではなく、全然知らない他人の場合でも同様です。まずは自衛しましょう。そういう発言をしている人を自分の目に入らないようにすることを優先してください。売られた喧嘩を買えば、相手やその取り巻きに対して油を注ぐだけです。これほど不毛なことはありませんし、推しもそれを見て喜ぶとは思えません。そのエネルギーをポジティブなことに使ってください。
まとめ
以上、とにかく大切なのは、推しを応援することにエネルギーを使うこと、ただし、それだけで1日を終えるのではなく、他の趣味も楽しむことです。自分のやっていることが少しでも「健全でない」と思うのであれば、一旦、自らの推し活のあり方について顧みるべきでしょう。自分のペースで、長く推し活を楽しみましょう。