16時10分頃、マグニチュード7.6の地震が能登半島で発生した。母親の実家が能登で、親戚も何名か住んでいる。幸い親戚に怪我人はいないようだけど、まだ余震は続く。被害が大きいのは珠洲や輪島で、地震そのものより、その後の津波や火災の被害が大きい。被害の大きさは数日待たないと見えてこないだろう。母の育った家は能登の山奥にあって、電灯もほとんどなく、夜になると真っ暗になった。正月はそこで過ごすことが多くて、子どもにとっては娯楽のない退屈な村でしかなかったあの土地の風景を、大人になってからときどき思い出すことがある。どうか無事であってほしい。