8月5日、5年前の今日息子が生まれた。
2021年、東京五輪2020が開催され、コロナが猛威を振るい、まだワクチン接種が広く行われる前だった。妊婦がコロナにかかったらどんな影響があるかもわからず、とにかく感染しないように引きこもって一日一日をなんとか生き延びるくらいの気持ちで、精神的にどん底の産前産後だった。
悪化した鬱を最低限の薬で耐えながら乳児を育てた。未来になんにも明るい展望が持てず、生後2ヶ月の子どもが寝る隣で「もう私には無理なので死なせてください」と夫に頭を下げて頼んだこともあった。2歳まで泣かない日はなかった。子どもに発達障害があることがわかり更に子育てが不安になった。必死に勉強して、この子にとって一番大切なものはなにか、親としてすべきことはなにかを常に考えて毎日を過ごした。
その子がいま目の前で何の遠慮もなくプレゼントの電子ドラムをばかすか叩いている。頭の上に「5」の形の数字のバルーンを掲げて満面の笑みでスティックを振り回している。
一人でやったわけじゃない、一人ではとてもできなかった。けれどこうして5年後の未来にちゃんと辿り着けた。
まだまだ先は長いけど、とりあえず自分の苦しい時代にひとつの区切りがついたような気がする。
はっきり言って死にたい気持ちは全くなくならない。濃淡があるだけで心の中にずっとある。
でもまだまだ死ねないし、死ぬわけにはいかない。健康でもいなきゃいけない。
2026年下半期はもう少しセルフケアに重点を置いて、ちょっとでも元気でいられるようにしたいと思います。