
先月のよかったことを振り返ろうと思う。
月ごとに飾り棚にポストカードを飾ってみようと1月に思い立ち、2月はこうしてみた。鮮やかなピンクと水色が可愛らしい2枚は、ずいぶんまえにデザフェスでお迎えしたもの。figpolkadot という作家さんの、たぶん活版印刷。ずっと棚の奥に眠らせておくなんて、勿体ないことをした。


雪。
あの日、今冬で初めて東京に雪が積もったと思う。
投票所への行き帰り、雪化粧したいつもの景色がとても愛らしかった。雪をかぶってクリスマスみたいになってるコニファー。ちいさな氷柱を宿したお花。子どもたちの手であちこちに生み出された雪だるま。
空気はつめたいけれどしっとりしていて、吸いこむと気持ちよかった。不思議の国に迷いこむように、投票の帰りはしばらく白い世界を彷徨った。





選挙の結果が最悪であったので、撮った写真をSNSにアップする気力がこの日はなかった。
絶望と心細さに抗不安薬を飲んで寝て、翌朝起きたらまだ世界は滅んでいなかった。安心はできないけれど、この世界はどんどん醜くなっていくけれど、生きてゆこう。
雪はいつでもきれいだ。

中学高校からの友人と約1年半ぶりに逢った。
彼女とは部活(管弦楽部)が一緒で、当時は苦楽を共にしたが特別親しいわけでもなく、卒業以来ずっと逢っていなかった。しかし7年ほどまえひょんなことから再会して意気投合。何回かアンサンブルを組んだりした関係だ。この2年ほどまた少し離れていたけれど、久びさに食事しようとのお誘いをいただいた。
正直、LINE だけでやりとりしていた際は少し不安があったのだけれど、実際に対面するとそんなものはすっかり氷解した。どうやらこの人、私のことをちゃんと好きでいてくれてるっぽい。最近、人からの好意を信じることが難しくなっていたのだが、久びさに安心できた。文字だけじゃない交流って大事だ。
おしゃべりはとても楽しくて、ささやかな結婚祝いも喜んでもらえた(彼女、前夫との離婚から今の夫さんに出逢うまでずいぶん苦労していたのです)。新婚生活のこと。共通の友人のこと。政治のこと。クラシック音楽やバレエのこと。そんなことを話していたら時間はあっという間に過ぎてしまい、また逢おうね、といくらか具体的な計画を交えながら別れた。
いつまた、本当に逢えるかなんてわからないけれど。
こういう瞬間々々にもらえる友情はきっと本物だから、大事にしよう。

ところでその外出の際、スティーヴン・キングが表紙のビッグイシューを手に入れることができた。大好きな作家だから絶対に欲しくて、しばらく販売員さんを探し回っていたのです。この日ようやく見つけたときは思わず突進してしまい、販売員さんをびびらせてしまったかも……。ビッグイシューを買うのは実は初めてでどきどきしたのだけれど、ふつうにサクッと買えたので、今後も気になる号があればためらわずに買おう。


バレンタインのチョコレート。
例年よく購入する紅茶フレーバーのものと、トリュフのセットを自分のために買った。いつも缶はなるべく買わないようにしているのだが、今年は前者のちいさな缶入りを思わず買ってしまった。缶も3種類ほどあって悩んだけど、「花の香り華やぐフローラルガーデン」というのに惹かれてこの白鳥さん柄のものに。
この缶は、その後……、

こうなりました。
青いちいさな石たち。
白い母岩つきの淡い淡いアクアマリン。天青石の結晶と研磨標本。
お気に入りなのにずっと良い収納法がわからず、長年棚のなかに転がしていたのですが、やっと心地よいおうちを作ってあげることができました。やったね。

前半は、ここでおしまい。