沖縄の浜比嘉島という離島に滞在する機会を得た。
少なくともこの島に到着するまでは、沖縄は自分のライフスタイルと全く異なる方角に存在する場所だというように考えていたのだけれども、それはどうやら自分の思い違いだったらしい。
なんとも形容し難い、ちょっとふわふわとした不思議な感覚。視界に入るのはこれまでに見たことがないような透明感のある海の色。
そんな非日常の景色の中で日常を過ごしていたのだけれども、視界に入る景色だけでももう充分に、忙しな過ぎて閉ざされ気味だった気持ちの鍵を解き放ってくれたような気がする。
今回の体験はきっと、そう簡単には忘れることはできないと思う。
脳裏を、細野晴臣さんの"Mabui Dance #2"が優しく流れている。