株式会社 TimeTree で Android エンジニアをやっている wada811 です。会社では Andy というニックネームで働いています。
2023年はタイトルの通り、スクラムマスターをはじめました。(Android エンジニアと兼任)
きっかけ
会社の一部のチームでスクラムをやっていて、スクラムは良いぞ、という話は聞いていました。スクラムは興味はあったものの、やったことはなかったので、どうやって導入して、どうやってチームで取り組んでいけば良いのかわかっていない状況でした。スクラムの良さもよく分かっていなかったので積極的に導入しようという気も特にありませんでした。
会社でスクラムの機運が高まり、上記のチームのメンバーや CTO の Scott(bonty) が自分たちのチームでもスクラムを導入してくれることになりました。興味はあったので Notion でスクラムのためのページを作るなどしていたら紆余曲折あり、最終的には Scott からスクラムマスターを引き継ぐ形でスクラムマスターになりました。
スクラムやスクラムマスターの経験ゼロからのスクラム導入
Notion で良い感じに運用したい気持ちがあったので全社で使える大統一プロダクト開発 Notion テンプレートの夢を見て、Notion にスクラム用にページやデータベースを用意することにしました。
スクラムやスクラムマスターの経験はありませんでしたが、SCRUM BOOT CAMP THE BOOK やスクラムについての記事やスライドを読んだことがあり、なんとなくの知識はあったので、 Scott と議論しながら作っていきました。
議論していく中で、スクラムの用語が横文字ばっかりで(それはそう)、ルー語みたいになっていてわかりにくく、エピックやストーリーの粒度がイメージがつかずに湯婆婆になってました。
スクラムの習熟度にバラつきのあるチームで認識の揃わないスクラムのワードをそのまま使うのは混乱を生むので、他にもいくつかのワードを認識が揃いやすく受け入れやすいワードに変更してスクラムを導入しました。
スクラム導入その後、そして来年へ
最初はバタバタしたものの、スプリントを1週間で回し、スプリントごとにふりかえりを実施して改善するという流れで、1ヶ月ほどで安定しました。その後半年ほどは大きな問題などもなく漸進的な変化で適応できた気がしています。経験ゼロからのスクラムマスターでしたが、あたたかく見守り信じて任せてくれた同僚みんなのおかげでなんとか回せました。年末の Peer Review でも好評&感謝を頂きましたが、こちらこそみんなありがとうございますという感じでした!
とはいえ、ふりかえってみると課題がないわけではなかったので来年はもっと良い感じにやっていけたらと思います!
今年も一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。