2024年3月11日。
待ちに待ったハマヤの営業再開日。この日は尼崎に行く予定があったので、その前に途中下車してハマヤに向かう。
風は冷たいけれどいい天気。
12時開店なので12時10分くらいを目指してぶらぶら歩く。
お店に着くと陽子さんが暖簾を出しているところで、わたしが一番乗りの客。
二番目くらいに入りたかったのだけど(笑)、ありがたく誰よりも早くお店に入れていただいた。
頼むものはもう決めていた。
「ダブルぜんざい」
お餅が2つ入ったぜんざいの大盛り(480円)である。
1ヶ月のハマヤロスを解消するにはこれをおいて他にない。
こんがり焼き目がついた香ばしいお餅に、いつもの優しい懐かしい甘味。蘇った〜。
「様子見でしばらく日曜と水曜を休むことになりました」と、陽子さん。
「連休にしないのですか」と聞くと
「仕込みの関係と、病院に行くのに水曜に休める方が都合がいいんです」
「今回、単なる風邪やったのにこじらせてしまったのも、仕込みを優先して病院に行くのを先延ばしにしていたのが原因」と、マスター。
お店を閉めてからも家でお餅やきんつばを作ったり、仕事がある。どうか無理ないペースで、続けてもらいたい。
「長いこと休んではったなあ」常連のお客さんが入って来られ、いつものハマヤの店内になった。
2024年3月11日、ハマヤ再開。しみじみ、嬉しい。
快気祝いに持って行ったお花を陽子さんが飾ってくれた。
【甘党・喫茶ハマヤ】1951年創業
大阪市西成区花園北2丁目8−5(MAP)
(南海電鉄高野線「萩ノ茶屋」駅前)
12時から18時 日曜・水曜休み