甘党喫茶ハマヤの客日記 2024/2/1 土鍋おじや|メニューチャレンジその6

玉出に新しい劇場が出来て、こけら落とし公演の取材。帰りにハマヤで遅めのお昼ご飯をいただく。

今日は冬季限定「土鍋おじや」(500円)。

ハマヤで一番高いメニューで、だいぶ前に一度いただいたことがあり、2回目。

お茶碗にもなる大きな蓋が特徴の土鍋。マスターのお気に入り。

蓋を開けると

余熱でお出汁がグツグツ、熱々の湯気が立ちのぼる。具は豚肉、白菜、春菊、椎茸、ちくわ、卵、トッピングに海苔。

一口食べるごとに色々な味や食感が広がって、身体もあったまる。

「家で豚しゃぶをした後のおじやに近い感じね」と陽子さん。

「雑煮のようにお餅も入ってないし、ハマヤの中ではこれだけ異質なメニューですよね。なんでこれを出そうと思われたのですか」と尋ねると

「この人(マスターのこと)がおじや好きだから」

「でも、手数が多いから、おじやと別の注文が重なるとちょっとパニックになるんよ」マスターが笑う。

味噌雑煮・すまし雑煮・おじや、それぞれ出汁の調合が違うので、冬は3種類の出汁が冷蔵庫にスタンバイしている。

出汁作りは陽子さんの担当で、先代(マスターのお母さん)譲りとのこと。

「土鍋おじや」の貼り紙

「カニもカキも入ってないけどダシはしっかり土鍋おじや」と書いてあるのは、「カニが入ってない」「カキが入っていない」とクレームが入ったからという、笑い話のような本当の話。

「ダシはしっかり」

看板に偽り、無し。

【甘党・喫茶ハマヤ】

大阪市西成区花園北2丁目8−5(南海電鉄高野線「萩ノ茶屋」駅前)

12時から18時 日曜・第3月曜休み

@wakokato
大阪市西成区花園にある「甘党喫茶ハマヤ」が好きすぎて書いています メインのブログはこちらです→ sandgasa.exblog.jp