甘党喫茶ハマヤの客日記 2024.1.30 男のお客さんその1 お餅の好きな二人組

ハマヤのお客さんは男性率が圧倒的に高い。7割、8割くらいにもなるだろうか。これほど男性率の高い甘党喫茶は、全国でもハマヤくらいだと思う。

「ここらへんの住人は男が多いからね」とマスター。

また、みな年齢も高い(推定70歳?)。これもこの地域の特性がそのまま反映されている(西成区の高齢化率は全国でもトップクラス)。

昨今のレトロ喫茶ブームやYouTubeでの紹介などで、若い人も増えているが、若い層でも男性の方が多い(男女比8:2くらい?)。

先日、二十代くらいの男性二人組がやって来た。

「ミックスジュースとクリームソーダとぜんざい2つください」

うまいうまい、と食べる二人。

「すみません、あべ川餅ください」と追加注文。

しばらくして「すみません、つけ焼きって何ですか?」

次々と注文する様子が、気持ちよくて、つい笑ってしまった。

「笑われたよ」

「お前がよう食うからや」

「いえいえ、違うんです。わたし、今、このお店のメニューを全部食べようと思って通っているんですけど、わたしが何日もかけて食べたメニュー数に、1日で追いつかれて、負けたーって思いまして」と、弁解した。

「こいつ、餅好きなんです」一人が言うと、言われた方が「その気になったらまだまだ食えます」と、高らかな勝利宣言。

勘定時、2人で2200円って言われてたっけ。

ハマヤで1人千円越すのはなかなかである。完敗。

【甘党・喫茶ハマヤ】

大阪市西成区花園北2丁目8−5

(南海電鉄高野線「萩ノ茶屋」駅前)

12時から18時 日曜・第3月曜休み

@wakokato
大阪市西成区花園にある「甘党喫茶ハマヤ」が好きすぎて書いています メインのブログはこちらです→ sandgasa.exblog.jp