1年前はまだコロナ禍と言われていましたね。昨年末の忘年会で私も感染してしまい、年末年始は家にこもって発熱に耐えていました。
多くの専門家が時期尚早だと言ったにも関わらず、春ごろに「新型コロナは終わった」とされ、その後8月から9月にかけ第9波が来ました。この第9波はおそらく感染者が多かったにも関わらず、それほど大きな被害をもたらさなかったので、ここでようやくコロナ禍は落ち着いてきたと言えるのでしょう。
コロナの波の合間を縫ってリアル学会にも行けるようになりました。鹿児島で学会に行った後、飛行機までの余白の時間で喜入のメヒルギの群落を見に行きました。中学生か高校生の頃に本で読んで、一度見てみたいと思っていたマングローブが自生する森です。
また、カリフォルニアにも行きました。発表はないものの学会でいろんな先生と打ち合わせをすることができ、一緒に仕事ができる仲間が増えました。帰りの空港のラウンジで偶然にも、元同僚と遭遇し、楽しい時間を過ごしました。
論文も1報出版され、1報は投稿中、少しお手伝いをした論文も2報出版され、もう1報も投稿直前です。これまで研究者をやってきたけど、アカデミアでは論文を書くのを止められていた時期が長く、企業にいながらこれほど論文が書けるなんて夢のようでした。
また、これまでの専門分野とは全く違う勉強もさせてもらい、そちらの方面の仕事も進めています。これは論文にできるかどうかはわかりませんが、かなり画期的な仕事ができてとても楽しかった。
仕事が充実する一方で、プライベートはあまりなかったかもしれません。2024年はもう少しプライベートも大事にしないといけませんね。