「それやっちゃうんだ、きっしょいしだっさいな〜。だっさいし絶対そんなことしない方がいい。」
「でもそんなだっさいことできるお前が1番かっけぇ」
バイト先で仲良くなった、当時同じ大学に通っていた先輩から言われた言葉。
僕が彼女と別れた後にだらだらと連絡をとってしまったり電話しちゃったり、いまだに好きって伝え続けていることを話したらそう言ってきた。
キャンプしながら男2人でそんなこと話しながら笑いながら恋バナを2時間もした。
だいたいこの話を他の友達にすると、もう連絡取るのやめなだとか、キープされてるだけとか、都合よく利用されてるだとか、否定的なこと言われ続けてきた。
頭ではわかってる。
そう言う人たちに復縁したいと思ってると相談すると、今は何言っても相手には響かないんだから、相手の見えないところに行って。そしたら絶対相手からまた連絡が来る時があるから、と言われる。
それも頭ではわかってる。
ただ、その先輩は冒頭で言った通りの返答をくれた。
「そんなだっせえことができるくらい思い続けてるおまえはすげーよ」ってね。
いつまでもずるずる連絡を取ること、関係を切らないことで自分の価値が下がるとか、そんなのほんとにどうでもいい。今自分の気持ちを伝え続けていないと、一生伝えることができなくなりそうで、何よりもそれが怖いよ。
自分でも確かにここまで周りに言われても曲がらないほどの気持ちがあるんだなってびっくりした。
だっせぇ僕を、かっけぇと言ってくれる人が近くにいてくれることが嬉しかったな。
あと、こんな俺をこんな状態にさせたあなたは本当にすごいよ。