2024.01.14の「こまめに記そう」 文学フリマ京都の御礼と雑感とワラサン出版社のこれから

waratas
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・御礼が遅れてしまい大変申し訳ございません。1月14日に開催されました「文学フリマ京都8」におきまして、イベント及びワラサン出版社に多くの方々が足を運んでくださり、誠にありがとうございました。初めての文学フリマ地方遠征となりましたが、非常に楽しく、実りの多いイベントだったと実感しております。というか、来年も文学フリマ京都9出たいです!

・というわけで、まずは当店の実績について。販売部数やブース訪問者数(※ブースに接近し、本を購入した方、立ち読みまでして下さった方の数。それらの方々にはフリーペーパーをお渡ししてまして、そこで捌けた部数≒人数としているのです)ですが、率直に書きますと「東京と遜色ない」というところです。かつ、場内での販促活動もやりやすいな〜、と思ったくらいです。

・自分は「声かけ接客」をするタイプです。いらっしゃいませ、こんにちはエッセイ売っています、スポーツやお笑いのエッセイはいかがですか……といった具合に、呼び込みをしているのですが、「あっ、自分の声がお客さんに届いているな」と実感するのです。東京よりも混雑しておらず、かつスペースもある程度確保されているから、声が届くのかもしれません。自分のやり方はある程度正しかったんだな、とも思ったわけです。

・ただ、呼び込み接客については成功した時間帯と失敗した時間帯がハッキリと分かれてしまったのも、今回痛感したところではあります。最初はどんどんお客さんがやってきて順調! と思ったら、午後2〜3時はさっぱりで見向きもされず。改めて振り返ると、あの時間帯は来場者のキャラクターがちょっと変わった時間帯だったかな〜、と感じています。そういうときは、足し算じゃなくて引き算の接客もしないといけませんね。

・あと、「文庫本をまとめ買いすると割引適用」と「フリーペーパーだけさっと持って帰る人」が多かったのも、お国柄なのでしょうかね……。

・昨年11月の文学フリマ東京と今回の京都の結果については、今後の本を創る・売るということへの自信を深める結果となりました。なので、次回の出店は品目や価格、販促についても大きく変えていこうと思います。特に取り組みたいのは「販売品目を絞る」というものです。競馬本が売れ筋なので中心になると思いますが、他のスポーツやノンジャンルものについては、少々選択と集中を進めたいところ。まあ、文体自体は変わることはないので……。なにはともあれ、即売会を中心とした出版人生というのは良いものですね。

・と意気込んでいたのですが、次回の東京開催申込みをボケボケ進めてしまい、現在抽選対象でございまして……いやはや、どうなることやら。コミティアとか他の即売会など、別の可能性も視野に入れておきましょうかね。というわけで、次回は未定でございますが、ワラサン出版社を引き続きよろしくお願い致します

@waratas
ワラサン出版社の和良拓馬です。よく出没する場所:神宮球場、秩父宮ラグビー場、三ツ沢球技場、ギオンスタジアム、東京競馬場、大井競馬場、よしもと有楽町シアター、横浜駅からみなとみらい間など。そんな森羅万象への小ボケと職場への嘆きを呟く社会人13年目です