最近の仕事では社内のいろいろな職種の人と一緒になってプロダクト開発を進めていく機会が多くなっている。自分たちの専門性に閉じるのではなく広くいろいろな人に話を聞きに行くことで具体的な利用シーンの理解が深まるし、双方向にいろいろな提案ができる機会が増えてくるので、この傾向は歓迎している。
そこで大切になってくるもののことを個人的に一枚岩感と呼んでいる。携わるメンバーがいま進めているものごとを自分ごととしてとらえ、それぞれが頻繁に同期をとりながらものごとを積極的に進めていこうとする姿勢、のようなモメンタムを表している。自分としてはこの姿勢は昔から一貫して大切にしているのだけど、最近ようやく名前をつけることができた。
名前をつけると他者からも見えやすくなるのか、ありがたいことに一枚岩の状態にもっていく力をポジティブに評価してもらう機会が増えてきた。こうなってくると好循環がはたらく。チームを一枚岩にももっていきやすくなるし、一枚岩になったときの推進力も大きくなってくる。
一枚岩にもっていくメソッドみたいなものをもう少し言語化して再現性を高くして、組織全体で一枚岩を推進していきたいと思っているのだけど、それはまだうまくできない。みんなで一つの岩になろう。