はじめに
このお友達のツイートにこたえる目的でざっと書きます。なるべく用語は控えめにする。
答え方
用語の定義からはじめるとダルくなっちゃうので、以下の3種類で回答する。
ビール好きじゃない人のためのビール
ビール好きじゃない人のためのクラフトビール
ビール好きじゃない人のためのIPA
※前者の「ビール」はラガー系、「とりあえず生」のを前提とする。
実用特化、100点ではなく65点以上を目標に書くので厳密性は求めない。
選び方
ビール好きじゃない人のためのビール
大手醸造所を外す。
なんだかんだラガー好き(苦い)へのチューニングが多いので、いったんすべて外す
国内だと、キリン・アサヒ・サントリー・サッポロを外す
海外で言うと、上記イメージに近しいものを外す。シンハー・チンタオ・ハイネケンなど
以下の単語を見つけたら減点する
ラガー、ピルスナー
ポーター、スタウト
喉越し
コク
飯に合う (揚げ物とか)
以下の要素を見つけたら減点する
褐色、黒色
ハイアルコール(7%以上)
以下の要素を見つけたら加点する
フルーツビール
サブ(副原料)として、果物が入っている
白ビール
小麦(ヴァイツェン、ウィート)
セゾン
以下の要素は複数あれば加点する。
フルーティ(実はこれだけだと情報量がない)
飲みやすい
エール
ビール好きじゃない人のためのクラフトビール
実はここが一番難しい
クラフトビールの定義は、上で書いた「大手醸造所以外」と定義すると65ー70点くらいあってる
なので、上に書いた内容は事実上この欄とも重複する
クラフトビールのほとんどに一番搾りとかプレモルみたいな「定番銘柄」がない。
したがって「これ飲め」が難しい。
ツイートに載っている、ヒューガルデンは比較的好ましく安定している。
醸造所+ビアスタイルで覚えるのは、興味を持つ前だとしんどい
基本的にお友達に聞く、首都圏なら新宿伊勢丹の地下で店員さんと話す、あたりが安定しそうです。
ビール好きじゃない人のためのクラフトビール
シンプルに流行っているので、クラフトビールの中にはIPAが多い。
IPAの定義はざっくりいうと「原材料が多い」なのでビール全体から見てヘビー級の階級と捉えると、まあだいたいあってる。
クラフトビール+IPAの世界観は、ラーメンで例えると「豚骨以後」「家系・G系以後」の世界観だと思ってほしい。
以下は見分け方。
IPAの場合、ヘイジー・NE(New England)というビアスタイルを加点する
セッションと書いてあるものを加点する
果物が入ってるものを加点する。
サワーと書いてあるものを加点する(酸味注意)
この辺は、以前スライドにも書いてみたので参考にしてほしい。
というわけで殴り書きしてみた。基本的に酒屋やビアバーに突撃するよりはビアイベントで雰囲気をつかむといいと思います。クラフトビールの項でも書いたが、初心者向けの導線が薄いので…
これ!って具体例を出すのが難しいのだけど、個人的にはメジャーどころならヒューガルデン、クラフトビールならVERTEREを上の見分け方しつつ選べば安定してスタートを切れそうだなーと
ー