無駄骨でカルシウムを摂って本格的な骨折を予防しよう

watasuke
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プロダクト開発において、「もっと早くからエンジニアやデザイナーの観点からコメントもらっておけばよかった」という類の後悔をしたこと、あるいはそれに巻き込まれたこと、ありますよね。 上長や決裁者に対しても同じかもしれません。

とはいえ、「この段階からエンジニアやデザイナーに相談しても相手も言えることがなくて困っちゃうかも」「相手の貴重な時間を奪ったら悪いかも」とか悩んじゃうのも人間です。

どうしたらいいかな〜と思って、思いついたのが次の比喩です。 初期段階から相手の時間をとって共有してみて、結局一見何も得られなかったとしても(あえて無駄骨と呼ぶ)、それによってとりあえず大問題はなさそうとわかった(無駄骨からカルシウムが摂取できた)ということで、将来「それは既存設計的に無理です」とかになって手戻りが発生する事態(本格的な骨折)を予防できた……かもしれないと。

「エンジニアやデザイナーの観点での検討が必要かわからないし相手にとって時間の無駄になっちゃうかもしれないけど、いま無駄骨を折ってカルシウムを摂取しておくことで、予防的にあとあと効いてきて、結局骨折リスクを減らせてトータルの手戻りは少ない」的な話です。

……うまいこと言えてるのか? もっといい比喩があったかもしれない。 でも、そんなことを思っています。