立派でいたかった。

watty
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「立派でいたかった。」

心を怪我した職場に対し、『休職』という選択をした友人の一言。

何故か心が動かされた。すごく刺さった。帰り道考えてみた。

僕は2年前と比べて劇的的に状況が変わった。自身のアウトプットが評価されて、会社という大きな力を介さなくとも(微々たるものではあるが)お金をいただけるようになったり、より良い会社にも誘っていただけるようになった。

また最近は、僕が絶縁したことやそこからがむしゃらに生きてきたことを知っている学生時代の友人からも「すごいね」と言ってくれることが多くなった。

しかしその事で、徐々に認められてきた自分に対して、徐々に見えないプライドや驕りが出てきていた。いつもの自分らしくない必死な見栄や知ったかぶりを言う事が増えて、最近少し自分がつまらなくなってきたなと感じていた。

多分、ずっと「立派だ」と思われたかったんだろうな。だから友人の一言が刺さったのだろう。しょうもない承認欲求。他人の期待してる誰かになりたくて頑張ってきた訳じゃないのに。まだ何も成し遂げたわけでもないのに。井の中の蛙。(自分に対して言ってるんですよ)

断言できる。このまま基礎力もなくしょうもないプライドを持っていると底の知れたしょうもない人間になる。『味のある』人間でいたい。

これからもいっぱい恥をかこう。いっぱい失敗しよう。いっぱい自分の非力さに悔しがろう。いっぱい人間をしよう。

—ただ『自信』は大事だ。僕には、僕しかいない。他に守ってくれる人なんていない。僕は確証がないからこそ自分を信じるしかないのだから。これからもクソみたいなプライドや驕りを捨てて、逆境をネタにして楽しめるような自分でいたい、これからも自分らしく生きていきたい。

5年後の自分は、この記事を見返した時どう思うんだろう。どう?