2023年は特に生成AIについて継続してインプットを続けた。
あまりの進化の速さに、ひと段落してから勉強すればいいんじゃないかと考えた人も多かったんじゃないかな。合理的な判断だと思う。
義務じゃないし、本業とは関わりがないものなので、やらなくてもいいんだけど、なぜか1年間勉強を継続してしまった秘訣?のようなものを考えたから書き残そうと思う。
それが、驚嘆力というメタスキル。
メタスキルとは、「スキルを早く習得するスキル」、「スキルを使いこなすスキル」のことで、具体的には次のようなものらしい。
・セルフ・アウェアネス (≒ 自己認識)
・セルフ・コンフィデンス (≒ 自信)
・エンパシー (≒ 共感)
・レジリエンス (≒ 再起力、回復力)
▼ 参考(良記事です、勉強になる)
ここにはないけれど、僕は「驚嘆力」が最強のメタスキルだし、驚きという感性の持続性が最も重要な能力だと考えている。
驚嘆力をググっても出てこなかったから、定義しておきたい。
驚嘆力=
① 驚きというポジネガではないニュートラルな情動の振れ幅の絶対値
② 驚きが生じる刺激量の閾値
①はイメージ通りだと思う。問題は②で、こちらの方が重要。
同じニュースを聞いても、驚く人と驚けない人がいるよね。
この差は、驚きが生じる刺激量の閾値の違いによって生じるという仮説のもと、このような定義をしてみた。
小さなことでも驚ける人はこの閾値が小さい。
笑いでいう、ツボが浅いみたいな感じ。
とにかく驚けるかどうかが大事だなと思って、
ふーん...それで? なのか、
え???!????何それ??!!!???と思えるのかどうか。
この、驚きが全ての起点になるなって。
後はそこから好奇心の赴くままに、落下するように行動していけばいい。
今年は「プロ驚き屋」というのがIT界隈でバズワードにもなった。
驚けないよりは、いいと思うけど、僕の言う"驚く"というのは、その後に"仮説""と手応え感"がセットになっていないといけない。
「え??!????」って驚いた後に、
「この技術を活用すれば、自分の目指す社会に少し近づくかもしれない!!!」
という仮説と手応え感。
2023年、勉強し続けるというのは、僕にとって驚き続けることだった。
嫌でも勉強しないといけないことは増えていくから、2024年も驚嘆力、驚きと仮説と手応え感を大事にしたい。