京都から帰れなくなった夢でウンウンうなされて起床。土曜出勤日。トマトを食べてからベースブレッドに昨日のコロッケを挟んでコロッケパン。食後にいい加減食べないと腐りそうな百目柿を剥いた。
職場は割とのんびり。春の繁忙期に向けての準備をそれなりにしないといけないので案出しなどして13時に辞去。
15時からアフタヌーンティーの予定なので、むしろ軽く何か胃に入れておこうと半分残ったトマトにゆで卵をいれて鹹豆漿を作ったら豆乳の量の目算を間違えて大量にできた。満腹状態で着ていく服に悩んで、結局少しだけ襟のある長袖Tシャツにした。大学時代の友人たちと目白で落ち合って椿山荘へ。
クリスマスということで白のあしらいで統一されたお菓子は、味と食感がバラエティに富むよう作られていて飽きさせない工夫を感じる。去年は予約時の選択肢で「誕生日(自分)」をチェックしたところチョコのバースデープレートが付いてきたけど、今日は特段何もなかった。お茶をなんどもお代わりしながら、電車の奥に詰めたいのに肩掛けのバッグ(かたい素材)を後ろに回して持つ女性が立っているときの絶望感や、創作物の話などして17時。しょっぱい焼き鳥をつまみたいねということで飯田橋まで歩いた。
デパ地下で買える肉じゃがコロッケがおいしいこと、肉じゃがコロッケは大学生の頃に3人でよく行った居酒屋のメニューだったこと、肉じゃがコロッケの工数を考えると絶対に家では作らないこと、肉じゃがはごはんのおかず足るや否や、白米と共に食べるものについての各家庭の文化などを話し、それから最近友人が亡くした猫の話になる。途切れなく飼っているけど亡くなった猫は特別だったという彼女の言葉にひたすら頷いてしまう。家族の誰に懐いてる、というより、生活の中で否応なく結ばれる/てしまう濃密な関係。所有という意味合いではなく、それでもあれは「自分の猫」だった、と思い返す猫はいる。で全員がほぼ初めての鳥貴族に入った。
18時半ごろの入店で、次の予約があるので21時までなら……と言われたけど3時間もある。メニューを見つめて「待って値段が書いてない」「ほんとだビールいくら?」「ハイボールにも値段がない」「あ!ちがう……!ここに全品360円て書いてある……」「そういうこと……? すごくない?」とひとしきり盛り上がった。最近は誰に見せるでもなく日記を書いている、仕事の話じゃなければ食べたものの話くらいしか書くことがない、という話をしたところ、それでいいじゃないかと背を押されるようなやや俯瞰的な肯定をされるも、特段肯定も否定も求めていない話題なので違和感のみ覚える。炊くのに30分かかる釜飯は刻んだナルトが入っててかわいかった。タッチパネルの会計ボタンを押して金額が表示されたとき、椿山荘の流れなのか全員が席会計だと思い込んでいたのでしばらく座っているなど。
駅前で解散。よいお年をという別れの言葉を発するのは今年初。