寝て起きて寝て、キムチをいれた鹹豆漿で朝食。そんなに合わない。お弁当に持って行く西京漬を焼いて、ブロッコリーをゆでて、茹で卵の殻を剥いてから塩をまぶしてラップを巻いた。西京焼きを半分、ブロッコリー大きめ3−4本を入れたらほぼ満タンになったタッパーの隙間に卵を詰めたらムニってした。
職場はなんとなく騒がしい。昼食中しきりに上司が話しかけてきたので落ち着かずに食べ終わった。職場の昼食には時間や感情の共有を望んでなくて、自分のために用意した食事を自分で食べる個人的な時間だと思っているゆえ。だったらどこかよその場所で食べればいいのだけど自席で食べている。黄身の具合がベストだね、などと褒められても、齧ったゆで卵の断面を向かいの席の隙間から見られていることに驚く。
ほどほどに残業して退勤。今日もなんもせん気持ちが高まりスーパーでネギトロ巻きと穴子の巻き寿司を買って、明日こそ料理するつもりで豚のカシラ肉を買った。レジに向かいながら冷蔵庫の在庫を考え合わせて、野菜室で古くなりつつある青梗菜と炒めて名前のない料理でも作ろうかと考えた。サッカー台でスチロールトレーをひっくり返してラップと肉だけの包みにして容器を捨てる。というのは最近身につけた技だ。とにかくスチロールトレーを自室に保管したくなくて、これまでも肉や魚を調理するときに出たトレーは当日か翌日の朝にはゴミ置き場に捨てるようにしていたのだけど、ある日肉も魚もパッケージから出して水物ビニール袋に包んで持ち帰っている人を見て目から鱗が落ちた。トレーはその場で捨てる。確かにその方が早いし、以来実践していてもまったく生活に不都合はない。そう思って観察すると、スーパーの不燃ゴミ入れには結構な割合で先達の行った同様の仕事の痕跡を見てとれる。ゴミ箱に打ち捨てられたパッケージは思った以上に累々。賞味期限がわかるようトレーから外したラップに肉なり魚なりを包んで水物袋に入れるようにしている自分からすると、すべて捨ててる人はだいぶハードコアだ。
なんもせん気持ちを抱えながらかろうじて昨日買ったなめこを軽く洗って菜の花と味噌汁にした。巻物と、ついでに朝ほぐした西京焼きの残りで夕食。明日の会議について考え事をすこしして、複数人で話し合う内容を頭の中でこねても栓がないので早々に切り上げた。早めに寝て明日こそ目覚ましの時間にベッドを出たい。