同。10時ごろまで寝たので先日買ったパンケーキを焼いてブランチにした。もちもちした生地にいれた豆乳の香りがほんのりする。半分残して明日の朝食へ。
シーツなりを洗濯機に放り込んで、返却期限が近い『メアリ・ヴェントーラと第9王国』を読み切った。己の望むわけでもない、行く先を親に決められたまま乗った電車に葛藤する少女という、いかにも若者の抱える鬱屈を仮託した表題作と、最後に収録された、老人たちが輝ける日々を回想するしっとりした作品は割とよかった。フィットボクシング。おやつにローソンのロールケーキを食べたところ、記憶の味と異なっていたのでばらの花になった。夕飯はピェンロー。手羽(レシピを見直すともも肉だったことを知る)を洗ったり白菜の芯と葉をより分けたりの下拵えに思いの外手間がかかった。煮込み時間もほどにかかるので空腹を感じてから作り始めたら大変な料理だ、などと思う。干し椎茸にもどし汁、白菜の芯を煮込んで肉、胡麻油。そのあと白菜の葉でまた煮込む。取り皿に塩、一味にスープを注いで食べた。悪くないけど少しパンチがない、と感じたのは濃い料理に舌が慣れてるせいもしれないし、そもそも椎茸のもどし汁の風味がそんなに好みではないからかもしれない。1/3食べて残りは明日の夕食にする。醤油を入れてもいいかもしれない。
洗濯が終わった布団カバーで寝床を作り直すなどして、22時ごろイスの受け渡し。厚着をして出て行った外は思ったより静かで息が白い。車通りのない大通りを包装されたイスを片手に歩く行為はやけにクリスマスめいている気がして、身に染み込んだ季節と行事の情報への条件反射で浮かれそうになった。購入者と挨拶をして彼が荷台付きの車に乗せてるとき、助手席にいる人が無言でずっとスマホをいじってるのはこういうときのあるある。発送通知にその場で受け取りをしてもらおうと思ったのに、あとでという返事につい了承してしまったことに少し後悔した。