8時20分起床。目を覚ますためにとりあえずシンクを磨いてみる。なんの意味もなかった。ねむすぎた。夫を送り出してからベッドに戻って11時まで眠る。洗濯を済ませて着替えと化粧をし、銀行に文学フリマの釣銭を両替しに行く。帰りに書店に寄って本を買い、それから眼科で注文していた3か月分のコンタクトレンズを受け取って、家に帰る。短歌アクスタが届いてホッとした。
突然ですが、ブラジャーの話をさせてほしい。おととし鬱が悪化して11キロ瘦せたとき、ブラジャーのサイズが3つ下がった。それから2年近く経って9キロ太ったんだけど、わたしは相変わらず3サイズ下のブラジャーをつけ続けていた。太ったことを認めたくなかったというのもある。でもなんかものすごい違和感があった。その違和感はどんどん蓄積していって、耐えかねたわたしは古いブラジャーを出してきてつけた。そしたらさ。信じられないぐらい楽になった。本当に、嘘みたいに、元の身体を脱ぎ捨てて新しい身体によっこいしょと乗り換えたみたいに、ものすごく楽になった。胸も楽、肩も楽、背中も楽。上半身が夢のように楽。身体が楽になると心も急に楽になった。3サイズ下のブラをつけていたわたしの心が埃っぽい薄暗い部屋だったとしたら、正しいサイズのブラをつけることは、重いカーテンをシャーッと引いて窓をバーンと開け放つことに等しかった。秋のうつくしい光が部屋いっぱいに差し込んで冷たい気持ちのいい風が吹き込んできた! みたいな感じになりました。ブラジャーが合っているかどうかってこんなに大事だったんだ。3サイズ下のブラジャーを我慢してつけ続けていたわたしのように判断力に大きな問題のある人はあまりいないと思うけど、ブラジャーのサイズに少しでも違和感を持っている人はぜひほかのサイズを試してほしいです。すごく楽になるかも。