日記(2024/12/4)

whitesummer
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公開:2024/12/4

6時45分起床。スマホを見たらボスからラインが来ており、急用があるので今日は休み、明日来てくれとのことだった。了解!と返信して、ブルースカイをだらだらと見る。韓国で何かあるといつもtwiceのメンバーのことを考えてしまう。起きてコーヒーを淹れ、コンビーフとチーズのホットサンドを作る。ホットサンド大好きな夫はいじらしいほど喜んでいた。また作ってあげなくてはならない。夫を送り出し、文フリから持って帰ってそのまま放置していたスーツケースの足を拭いて中身を半分ぐらい片付ける。それからふと思い出して、きのう歌集を入れた透明袋の口を開け、名刺を入れておく。わたしの名刺は側面が蛍光イエローで塗られており、きらきらの青いインクで名前とサークル名、メアド、ブルースカイのアカウントが書かれている。とてもかわいくて好きだ。一筆箋を出してきて、買ってくださった方々への短いメッセージを書いた。これも透明袋に入れる。わたしはものすごく、ものすごーく字が下手なので、本当は手書きではなくパソコンで打った方がよかったかもしれない。つらい。この辺りでゼップのブート盤・Listen to This Eddieをかけ始める。歌集をできる限り丁寧に梱包し、化粧・着替えを済ませて外出。ランチ営業していた近所のバーでラム肉と野菜の煮込みをかけたクスクスを食べ、セブンイレブンで歌集を発送する。それからカフェに行ってコーヒーを頼み、バッハを聴きながら全力でポケーとする。帰りに雑貨屋でクリスマスリースと新しい一筆箋を買う。それから郵便局に寄って知人夫妻に手紙を出し、帰宅。ポケーとしている間にまた一冊注文していただいたので、これもできる限り丁寧に梱包する。こっちは夜に出しに行くことにし、ベッドに寝そべってしばしポケーとする。わたしの日記を読んでくださっている方は「こいつ毎日ポケーとしてるだけでマジで何もしてねえな」と思っていらっしゃると思う。ほんとにその通りです。夜は荷物を出しがてらファミレスに行ってポケーとしたり本を読んだりしようと思います。明日はバイト行って帰りにブーツを買う。

⚠️以下、セックスについての話をします⚠️(わたしのセックスの話ではないよ)

わたしは他人のトイレと寝室は覗きたくないと思っている。つまり、人の便通事情やセックスに関する話を聞くのが苦手だということ。

もう少し具体的に言うと、トイレネタはどんなものでも苦手。日常的な会話に出てくるやつも、映画やドラマ、小説に出てくるやつも。セックスに関しては、フィクションに出てくるやつはおおむね楽しめる。日常会話やブログ記事に出てくるようなやつは無理。

セックスに関して例を挙げて説明すると、たとえば、林あまりの短歌にこういうやつがある。

「生理中のFUCKは熱し/血の海をふたりつくづく眺めてしまう」

これはとても好きだ。これはインパクトのある作品だし、もしかしたら林あまり自身の経験に基づいて作られたものなのかもしれないけれど、あくまでも短歌だ。圧縮に圧縮を重ねた現実は現実じゃない。短歌だ。生身の人間が「生理中のファックってさあ」とわたしに話しかけてくるのとは全然ちがう。もし生身の人間が「生理中なのにセックスしてしまって、うんぬんかんぬん」みたいなことを言ってきたら、わたしはきっと血圧がみるみる下がって真後ろにぶっ倒れることだろうと思う。

恋愛リアリティ番組を観ていて「うわ、素人同士のキスって生々しくて気持ち悪いな」と思ったことがある。映画を観ている時にプロの俳優同士のフィクショナルなキスシーンを気持ち悪いと感じたことがないので、やはりこれは「生身の人間の個人的なセックス事情が伺えるようなことはいっさい知りたくない」というのに繋がっていると思う。つまり、演技中の俳優がいくらキスをしても、その人がプライベートでどんなキスをしてどんなセックスをするかは伝わってこないじゃないですか。だから安心して観られる。でも素人のガチなキスは苦手なんだ。個人的なセックス事情が伝わってくるから。なんでなんでしょうね、これは。わたしがおかしいのかもしれない。でもさ、でも苦手なんです、とても……。

@whitesummer
牡蠣の子は牡蠣のベッドに眠る さあ窓に目張りをしてぼくたちも