2冊読んだのでとりあえずメモ
追記:4冊になった
1. ポケット特殊印刷図鑑(デザインのひきだし)
所感
冒頭の「印刷の5大方式」の説明がわかりやすかった。見分け方まで書いてあるのもいい。
エンボスとデボスの違いを初めて理解した。凹凸版の両方があるのがエンボス、凸版だけがデボス
大企業とかでパッケージやカタログなんかの箔押しを選ぶ立場の人って、どれくらいこういう本に載ってるようなことの知識があるんだろう。印刷所側からの営業がどれくらいあるのか、とかも気になる。そういう話が読める本ってあるかな 探すの難しそう
→いやいろんな本読んで思ったけど、多分単にデザイナーがいたりデザイナーを雇ってるに決まってるわ…。そしてデザイナーは情報を集めているし、印刷所はデザイナーに新しい情報があったら送るんだろうな
銅版印刷が格式が高いという学び
ダストレススクラッチがUVに透けるという学び
トムソン加工の型を初めて見たけど、これ準備しなきゃいけないのヤバすぎる でも金型を一から作るよりはまし… レーザーカットが少部数に優しいことがわかる
リソグラフって印刷機の名前なんだ!!(デジタル孔版印刷機) 手法の名前かと思ってた それ自体はチラシ印刷によく使われている←なるほどね~~~!!!!
自分用メモ
ホログラム箔というか透明とか白に近い箔使いたいよ~~~
オンデマンド箔(グラフィック):オンデマンドなので少部数から可能。また、版が不要なので全面が手軽化と思われる
レイヤー箔(キンコーズ):ほぼ上と同じだが、ポスター等にいいかも
スクリーン印刷だとラメの大きなインクが刷れる。ただ個人単位で依頼できるところがあるかはわからない
特殊色インク、薄めに使ってみたい気持ちがある
バーコ印刷大好き。ラメバーコやりたい。っていうかラメバーコやってる印刷所(河内屋)さんのHPめちゃくちゃ見やすい。すごい。https://kawachiya-print.co.jp/printing/virko.html
フロッキーの手法として熱転写もあることを知った。これも河内屋さん
発泡印刷できるところあるかな スクリーンなんだから、ニス盛りがあればあってもおかしくない っていうか見たことはあるかも 今度ちゃんと見よう
ドットのレーザーかっこいい!!!なんかほしい 加藤製本←ネットには何も情報がない
2. 自分でできる!印刷・加工テクニックブック
なんかパンチほしい気もする 角丸 コーナー ボーダー
ダイカットマシンで封筒づくりとかもしてみたい
シルクスクリーンってそういえば自分でもできるんだよな……
手製本の方法って思ってるよりいっぱいある やりたくなったらちゃんと方法を検討したい
綴じ具で製本←やってみたい!!!ハトメってかわいい ハトメとカシメの違いってなんだ
しかし基本的に私は手先が不器用なので向いていないな……と思った 絵も描けんし
3. しかけのあるブックデザイン
表紙のデザインはぱっと見で分かるものもあるが、組版まで工夫されているものはこういう紹介本を見ないとたどり着けないな…と思った。『ユージニア(恩田陸)』、かなり気になる
電子書籍が流行っている昨今、装丁に使える予算は変動しているんだろうか。でも、むしろ装丁を凝ることで手に取ってもらう…とかの動きもありそうだし、どっちとも言えないのかも
以下、自分が装丁作るときに参考になりそうなものだけメモ
カバーを折ってかけてもらう装丁、しっかり相談したら実現しそうでいいなって思う あるいはカバーだけ自分で頑張るのもありかもしれない
クロマティコのカバーかけたい~~~ デザインはシンプルに…紙だけで勝負くらいのかんじで…
4. 鈴木成一デザイン室
概略:装丁デザインやさんの作った装丁と、装丁を作ったときの話がたくさん
装丁デザイナーのインプット量ってすごいんだなぁというのが実感できてよかった。新聞の隅に載るような個展とか、こういう人が来てたりするんだろうなぁ。そして、こういう人に見つけられるために個展をやる意味があるんだ…と思った
THE・デザイナーの働きと、イラストから写真から、装丁に使う素材と編集者の架け橋になるディレクターに似た働きの2つをしているんだなぁと思った
しかしまあ、こういう仕事があることを考えると、出版方向の仕事をしなくて本当によかった……という気がする 絶対大変だよ~~~