(注意 この記事には嘔吐に関する記述が含まれます)
めちゃくちゃに飲んでめちゃくちゃに酔って、潰れて吐いて動けなくなったけど、どうにか無事に帰りついた記録
前提として、一人で出先の適当なイタリアンに入ったんですけど、そこで1hワイン飲み比べ放題!みたいなメニューがあり、好奇心をそそられたのが終わりでした
やっぱりワインが一番酔いやすいっぽい あとすきっ腹に酒入れるなって言ってるだろ!!!
ガバガバ飲んでお店のトイレとお友達になりました。
酔いつぶれたのは人生で3回目、飲酒が原因の嘔吐は人生で2回目。
今回まあよかったな…と思うのは、一人だったから同行者に迷惑をかけるとかがなかったこと…。店と店員さんには迷惑をかけましたが…
嘔吐ってマジで嫌なので、「吐いた方が楽になるよ〜」みたいなやつよく分からん…と思っているんですが、吐かないと動けなくてすごかった。
嘔吐、吐く直前の、喉の弁がパカパカするやつがめちゃくちゃ嫌いなんですけど、嘔吐プロの人々はあれ嫌じゃないのかな。
私は嘔吐に若干のトラウマ(小学校のときに2年空けて2回教室で吐いた(ノロだった))があり、喉の奥がパカパカするとそのときの情景と気持ち、木の机の上に教科書とかノートがあって、周りに人がいるはずなのに机しか見えなくて、しゃっくりを飲み込むみたいなえずきを繰り返しながら、もうどうにもできないのかも、終わりなのかも、という絶望に包まれていたときにタイムスリップして、すごい。本当に嫌。
あと今回嘔吐して初めて気づいたのは、吐くときって呼吸ができないので、命の危機を感じる、ということ。私が吐くの下手だからかもしれないんですけど、吐く準備をするために息を出し切って、それから吐くので、息がないのに息を吸うこともできない!!になった。まあでも、これは「息できなくて死にそうでつらい!」という気持ちと同時に、「息がなくなって死に近づいてるのちょっと気持ちいい」もあった。ちょっとふわっとするかんじ。
あと、酩酊すると、頭がクラクラ〜ですんでたのが、グラァーーーッ(元の位置に戻らない)の、まじで危ない。三半規管ぶっ壊れ。普通に動く上で危ないのもあるけど、三半規管がありえんくらい後ろにいっちゃって戻ってこないときの「あっ、終わった」という絶望も異常で、しんどかった。
絶望から逃れたい一心で、道路脇で寝た。親切な男性と女性が声をかけてくれて、どうにか水をもらい、回復して家に帰れたのでよかった。しかし、声をかけてくれた男性が押しているペットかご的なやつに、真っ白いニワトリが入っていた気がするのは私の幻覚なんだろうか。ニワトリ散歩させてたよな…?
帰宅してすぐ2時間くらい寝たが、その後起きたら2時間くらい眠れなくなって死ぬかと思った。2時間の眠れない時間のあいだの症状が、「胃が気持ち悪い(吐き気、胃が膨らむ感じ、胃痛)」「頭が気持ち悪い(軽い頭痛、頭痛の前兆、グラグラ)」「自律神経が終わる(寒気と火照りが入れ替わりで来る)」で、重めの風邪の苦しみに近い。眠れないのはアルコールが分解されると覚醒物質になるからとかというのをネットで見たので、地獄…と思いながらしばらく過ごした。
あらゆる刺激が頭痛と吐き気を増幅させるので、何も出来ないのが一番嫌だった。音楽も聞けないし、スマホもいじれない。脳内で思考を巡らせることしかできることがない。
胃薬飲んだら胃の気持ち悪さは引いたのでよかった。胃薬最強。
総合評価
酒を飲みすぎると最悪だということを身体に教え込まされる経験ができた。二度と飲みすぎないです マジで と思っています
あと、正直この経験を一人の時にできたのはよかったな〜と思う。これ以上友達に迷惑かけたくないから…
それから、日々「なんか調子悪いな〜」とか「今日もなんも出来なかったな〜」とか「今日の自分最悪だったな〜」とか思うことがあるけど、飲酒でぶっ潰れる日と比べると相当マシである、という認識を作ることができたのは良かったと思う。底を見ることで普段の評価が底上げされる効果。
総合して、まあひとつの経験としては悪くなかったなと思うが、マジで自分から進んで具合悪くなりに行く必要って絶対にないから、二度とやりたくないです。ありがとうございました。
今日も生きていてえらい。