おきてやぶり/A6文庫/60P
表紙:タスヴェラスSKYクリスタルホワイト200kg
本文用紙:コミックルンバクリーム
遊び紙:ミランダ100kg 空
印刷所:ホープツーワン
コンセプトは「ペーパーバッグ」 憧れのペーパーバッグを作りたかったんですが…
新書サイズにすると二段組にしたほうがいいかな?と思い文庫サイズに落ち着きました。もっと思い切って横書きにする案も一瞬ありましたが流石に……。
ペーパーバッグは規格がちょっとまちまちなようだったのでサンプルを取りづらかったのもあり。新書だとちょっと長すぎるのでどっちにしても変形裁断必須だったので、それなら文庫でもいいか…と。
なるべくラフなつくりを目指し、表紙の雰囲気はペーパーバッグみがあるかと思ってます。個人的には。表紙も本文も厚めの紙をチョイスしたつもりだったけど、もっと分厚くてもいいなあ。タブロまでいくとラフすぎるかなあ。
表紙は当時のフェア用紙で、この微妙なキラキラの質感と手触りが絶妙にカバーをつけないペーパーバッグみを感じ採用させていただきました。遊び紙も入れるか入れまいか悩んだんですけど入れちゃった。入ってるペーパーバッグをインターネットサーフィンで見つけたので、いっかあ〜と。絶海の孤島ミステリなので、海のきらめきをイメージして。
特筆すべきはこのミッチミチの字組でしょうか。
これ、実は敬愛している作家が「ペーパーバッグ風の文庫をオーダーした」と仰ってる文庫を参考に字組余白をとってます。定規片手に頑張った。これが行けるならいけるやろと信じて……ノド13mmです。本家は300pの文庫です。いけたね。これがMAXだね多分 これ以上詰める気には流石になれない。
冒頭にお手紙が挟まるんですがフォントを変えての表現も気に入っており。これはしょかきさらり行書体を使用させていただいてます。
あと表紙の全ては自作。一生懸命塗ってなんとなく描いて小舟も描き、文字を置き。
クリップスタジオと縦式で作成してます。