映画の感想『グランド・ブダペスト・ホテル』

withcoffee
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観よう観ようと月日が経って、実は2014年の作品で驚いた。やっと観れたね、Amazonプライムである。

暇な独身貴族は映画や読書にハマっていくのだなぁと思っていたら、私もそうなってしまった。1人で過ごすには一日は長いのかもしれない。

可愛らしく凝ったセット、ユーモアと人間性に溢れたキャラクター、ウェス・アンダーソン監督の世界観はチャーミングでダークネスだ。

老婦人に人気のホテルのコンシェルジュと戦争孤児のロビーボーイのコンビが良い。何が良いって、相手のためにどんなことでもやれることだ。

潔白かどうかなんてどうでも良い。お互いに認め合って、ハマっていたら、最高の味方になるもんだ。

そういえば、前の仕事を辞めようと思ったきっかけは、あんなに働いて、日数も勤務して、人生捧げていたのに、年始の初日の営業にシフトインしてもらえなかったことだ。

ゼロのように、グスタフに仕えていたら良かったのかなぁと思ってしまった。

それなりの見返りがあるかだけども。ホテルなんてきっと譲ってもらえないでしょう。