もう誰のことも好きになりたくないな。好きになれるということ自体は幸せなことだから良いんだけど、しんどいのは嫌だ。幸せとしんどさが同じくらいの大きさでやってくる感じ、恐ろしいよ正直。
そんなことを言いつつ、いざ何もなくなると退屈で死にそうになるから厄介。どっちやねんてな。もっとシンプルに好きでいれたらいいんやけど、それが案外難しいんよな。
いつまでアイドルに踊らされるつもりなんですか？知らねえよ。ていうか好きでこうなってるわけじゃないし。ありえない夢を見てバカバカしいと思う反面、アイドルを好きになったことで得たものもたくさんあるからバカにされる筋合いはないとも思う。
「別にいいじゃん私が何を好きでいたって。何か迷惑でもかけましたか？ほっといてくれよ。関係ないだろ」「そんなことにうつつを抜かしてないで、もっと現実見ろよ。もう良い歳なんだから」「"そんなこと"って何？現実なんて嫌ってくらい見てるし、いい歳って言われるにはまだ早いわ」…こんな風に真逆の意見が自分の頭の中でぶつかってる。私にとっての正解がなんなのかわからない。
今の自分の状況を恥じているところがあるからこう思うんだろうな。気楽に生きることを悪いことだと思ってる…というより、苦労していることを偉いと思ってるんだと思う。もっと必死でなきゃいけない、楽な思いをしちゃいけないみたいな感じ？それもまあ間違いではないと思う。苦労することで知れることもあるから。ほらそんなことを言ってるとまた答えがわからなくなる。
話が逸れたけど。とにかくアイドルを好きになるのを辞めたい。複数人を好きになってるところも嫌だ。世間の目を気にしてるところもあるんだと思う。とやかく言われる理由なんてないんだけどね。これもまた理想だと思う。「アイドルを好きな私」は私の理想ではない。あんなにもワクワクドキドキして楽しいくせに。
私の立場の話ばっかりしてたけど、アイドル側だって否定される筋合いないよね。夢や希望を与える仕事として正式にお金も発生してる、立派な職業なんだから。「アイドルが好きな私」を否定したら、そのアイドルまで否定することになる。それはちょっと違うよね。ああもう考えれば考えるほど訳わかんなくなってくる。
アイドルもアイドルを好きな私も別に何も悪くない。否定しなくていい。わかってるのに抵抗してしまうんだよなあ。