暗いから、気をつけて
なんの気ない突発的な希死念慮が大事になってしまう。
「こっちは毎日首くくりたくてどこが1番いいか観察しながら歩いてんですよ、何が軽症なんだよぼけ!重症でもまだぬるいわ、死ね!!!死にたいんだよ!!!!!!ねぇ殺してくださいよ!!!!!!」
という気持ちで書き込んだ文章が大事になり、上司にまで伝わってしまって、尻拭いまだできてない。どうしよう。まじで拭えてない。
大事になった時、わたしは振る舞いコーヒーを準備していて、友人の前でニコニコとしていた。
ニコニコとしながら、「いやーなんかまずそう、困っちゃいますね、こんなコーヒー楽しく振る舞ってるんですけどね」と言う。言いながら、脳内では「早く死んだ方がいい、早く死にたいよ、ほんとうに、いますぐ、お願い、もう嫌、存在していることが辛いんだ、助けて」という声がガンガンになり響く。
穏やかにニコニコとしている様子と、脳内の死ぬことを求めている声の乖離がおかしい。両立している。コーヒーを振る舞う準備という未来的な行為をしているのに、未来を望んでいない。自分から希死念慮が離れて昇っていく感じがする。これが乖離しきってバラバラになった時がきたら、どうなるんだろう。救済?
妹の家に行って、「おねーちゃんもう生きてるの嫌なの、もう疲れた、しんどい、もうやなんだよ」と今日あったことを話す。
「お姉ちゃんは人が『死にたい』って言っても何も思わないの?」
「思わない、そうなんだなって思う、みんな死にたいでしょ」
「おかしいし、それが1番怖いわ、カウンセリング行った方がいいよ」
「もう行ってる」
「あっそ」
人の気持ちなんて分かんない。文字で死にたいって書いてあっても、軽くて何も感じない。わたしの文字だってそうでしょ?