ここ1週間くらいの近況をつらつら。
・仕事と生活に慣れてきた
昨年秋に現在の会社に入社し、研修を経て12月に現在のチームに配属された。仕事の流れもチームのメンバーの人となりも徐々に掴めてきた。
勤務がシフト制なので、5時起きの日もあれば昼過ぎまでたっぷり寝れる日もある。生活リズムが一定でないというのは、飽きっぽい性格の自分には合っていた。出勤・退勤する時間帯が違うというだけで、通勤経路の風景や肌で感じる温度感にも変化が生まれて良い。通勤ラッシュに巻き込まれず、ガラガラの車内で本を読みながら通勤できるのも快適だ。このブログも電車の中で書くことが多い。何時に起きて何時に寝るか、出勤前と退勤後をどう過ごすかを日ごとに決めるのも、一日一日を自分で作っているちっちゃな手応えがある。
・おとなりにファミリーが引っ越してきた
アパートの隣室は去年の夏から空室だったが、最近になって入居者がやってきた。ある夜、寝ようと布団に入ると赤ちゃんらしき泣き声が聞こえてきた。外で野良猫が鳴いてるのだろうと思い目を閉じた。しかしその翌日の昼間も、赤ちゃんの鳴き声が隣室から聞こえてきた。このアパートは単身向けだが、ルームシェア可、子どもの入居可でもある。しかしファミリーで住むには手狭なので、もしかしたらシングルマザー(ファザー)が入居してきたのかも…親切にしなきゃ…と勝手に想像を巡らせドキドキしていた。
そしてとうとう、引越しのご挨拶タイムがやってきた。チャイムが鳴り、男性の声で「隣に引っ越してきた〇〇です」の声が聞こえてきた。いざ!と外廊下の灯りのスイッチを入れ、ドアをオープン。開くドアとともに目に飛び込んできたのは、赤ちゃんを抱くお母さん。そしてその左隣に立つお父さん…の腕の中にも子どもがいた。まさかのお子二人!!お子二人!??!?!!!「お子二人」の見出しがスポーツ紙の一面を飾る勢いの衝撃だった。平静を保ちながら挨拶するも、内心は衝撃でいっぱいだったのでお子が何才かを尋ねたのに年齢をすっかり忘れてしまった。お父さんが抱いていた男の子は3〜4才くらいに見えた。「(赤ちゃんが)泣いてる声とか御迷惑かけるかもしれないですけど…」と言われたが、なんかもにょもにょ言って(覚えてない)赤子の声や物音は全く迷惑ではないことを身振り手振り付きでアピールした。その間も赤ちゃんに泣かれてしまったので「こわくないよ…!」と手を振ったりした。手の掛かる時期の子どもがいるのだ、隣人への気遣いは極力減らしてあげたい。わたしだって両親や学校の先生以外の大人たちからも見守られながら無事育ったのだから。というか出産も育児も未経験なわたしにとって、生活圏に幼な子とその両親がおり、接する機会があるのはむしろ大変貴重である。お父さんからはブラウンのお菓子の包みを頂いた。美味しそうなチョコレートの焼き菓子の詰め合わせだった。
その後も隣の部屋からは、時折赤ちゃんが泣いたり、男の子のはしゃぎ声やドタバタが最大瞬間風速のように突如やってきてはピタッと止んだりしている。
赤ちゃんの、子どものエネルギーは凄い。電車のなかで赤ちゃんが泣き出すと、車両の端から端までエネルギーが響き飛んでくる。あんなにも小さくやわな体のどこにこんなエネルギーが眠っているのだろうと、いつも感心してしまう。今日も壁越しにエネルギーの発散を感じながらデスク作業をした。
・初めてハチミツ紅茶を飲んだ。
この間一緒に遊んだ友人が、福袋で買ったらしい紅茶をお裾分けしてくれた。その中にハチミツ紅茶のティーバッグが入っていた。じつはこれまで飲んだことがなかった。淹れてみるとハチミツの甘味がしっかりとした紅茶で驚いた。美味しい。味変にすりおろし生姜を混ぜると、甘味がやわらいでスパイシーになり、これもまた美味しかった。牛乳で煮出してみても美味しそうだ。今度は自分でも買ってみよう。