[英文法] 疑問詞句前置でどこまでPied-pipe可能か

ひつまぶし
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(Huddleston and Pullum 2002: p. 912)では、以下の例と共に疑問詞句が前置詞の捕部であれば前置された疑問詞句が前置詞句となっている限りある程度までは疑問素性が浸透する、と記述している。

1. To the daughter of which famous statesman was he engaged?

2. * The daughter of which famous statesman was he engaged to?

一つ興味深いのは、Word grammar (語文法)などの文法理論を提唱しているRichard Hudsonは、上記の例を”Huddleston and Pullum accept this example without comment, but it seems very unlikely in ordinary conversation”と言及している。ここでは取り上げるのみだが、レジスターにより容認される浸透度合が変化するのは面白い。Hudsonがいうには、Huddlestonの上げた例文はクイズショーで見られやすい形だという。私が解釈するに、以下の背景があるのではないかと思う。

  • クイズショーなどでは、問いかけをする際に、比較的広く句を”引用” (Use–mention distinctionでいうところの、mention)をする傾向がある

  • その影響により、Pied-pipeの単位が大きくなりやすい

@wr
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