温泉旅行がてらスノーシューハイクをしようとなり、いろんな番狂わせが重なったが、結果いい旅行になった。
番狂せ①スノーシューハイクできる場所を見つけられなかった
雪山に行ってみたい。そしてスノーシューハイクしてみたい。
事の発端は1月中頃に届いた友人のラインだった。
スノーシュー……
前に鈴木みきさんの日帰り登山の本でみたような。
その程度の記憶から調べたり聞いたりしてわかったのは、スノーシューは大量のふわふわの新雪を歩く時に使うものだということで、それ即ち今年は暖冬で雪が少ないのであんまりスノーシューを使えるところがないということだった。また暖冬。
そしてそこに雪山初心者、公共交通機関利用という条件が加わると、スノーシューハイクできる場所を見つけるのは困難を極めた。
代わりに初心者ならスノーシューよりチェーンスパイクで行ける山に行くのがいいというアドバイスをもらったので、温泉旅行がてら黒斑山ハイクに行くことになった。黒斑山なら交通も便利だし、良い宿もあるし、アプリで見ていると今年は多くの人がチェーンスパイクで登っている。
よし完璧!と思っていたら次。
番狂せ②悪天候
アウトドアの最難関、天気。予定日は天気予報が悪かった。登れなくはないし危険はないだろうけど、視界不良でお目当てのガトーショコラ(雪化粧をした浅間山がそう呼ばれている)どころか景色なーんも見えなさそう、という感じ。
直前まで天気予報とにらめっこして、自分たちが山に登る日は少しましそうだったので、とりあえず温泉と食事は堪能して行けるとこまで行くことにした。
あと友人がハイパー晴れ女なので、なんとかなるっしょ!と見切り発車もした。
番狂せ③宿の事前調査不足
バス停から送迎車に揺られて着いた旅館、黒斑山の登山口から思っていたより離れていた。
徒歩20分なのでそんなに問題にならなかったのだけど、朝食の時間が遅くて、あっこりゃ難しそう……となった。しかし朝食をパスするには近くにコンビニもないし料金も惜しい。
番狂せというか単純に準備不足だけど…
結果
旅館がやっている高峯山スノーシューハイクツアーの値段が思っていたより安かったので、参加を即決した。
高峯山の方が少し天気が良さそうだったこと、到着した日にものすごく雪が降っていたので、これならスノーシューもいけるのでは?と思ったのもある。
実際、いいコンディションでハイクできた。
イエ〜〜〜イ!
ガイドさんいわく、二日前はほとんど雪がなかったが、前日の雪でスノーシューにちょうどいいコンディションになったということだった。ハイパー晴れ女、強運も持ち合わせていた。すごい。
旅館がアレルギー対応してくれなかったり、布団が薄くて朝起きたら全員体がガチガチになっていたりと、他にも細々と想定外のことはあったけど、よい旅でした。
というわけで、紆余曲折を経たけど当初の予定だったスノーシューハイクを無事できたよという日記。