・沖縄から帰ってきて2日だが、朝起きて、仕事をして、飯を食って、本を読んだり、野球を見たり、猫を撫でたり...すっかり日常だ。
・岸政彦の『断片的なものの社会学』において以下のような記述がある。
もっともかけがえのないものとは、「私たち」にとってすら、そもそもはじめから与えられていないものであり、失われることも断ち切られることもなく、知られることも、思い浮かべられることも、いかなる感情を呼び起こされることもないような何かである。
・バンドをやって、沖縄に遠征に行って、そこで演奏して...みたいなものはある種の非日常である。しかし、そういう非日常があるからこそ、日常が浮かび上がるよなあ、と夜にランニングしながら思った。そして、結局のところ我々は凡庸な日常を守り続けていかなければならないのだ、とも。