大地震や航空機の炎上など、情報を追うとしんどくなってしまうことが多いのであまりSNSなども見ないようにしてひたすら休んでいた。実家に帰った時も自宅に戻った後もひたすら食っちゃ寝を繰り返している。これ以上犠牲者が増えないことを願うことしかできない。友人たちの生存確認はできているのでそれだけは一安心だけれど、こういう時に生命の一瞬さを痛感する。いる場所によっては友人たちも危ない位置だった筈だ。
いざという時の防災グッズなどを全く用意していない能天気な自分のような人間は、いざ首都直下型地震に襲われた時はすぐには死ねないんだろうと思う。建物や天井の下敷きになり、じわじわ衰弱していくんだろうと思う。いつか来る可能性の高い地震に関しては備えておくに越したことはないけれど、そこまでして生きていたいとも特には思っていない。でもとりあえず、ベッドの下に逃げる時のための靴ぐらいは置いておこうとは思う。こんな不謹慎なことを言う人間のほうが、意外としぶとく生き残ってしまう可能性の高さを考慮して。
今は友人たちのライフラインが早く復帰して落ち着くことを願うばかりだ。