例によって本屋で気になるタイトルの本を見つけたのでその場で購入し、拝読した本。購入前に目次を見たところまさに普段自分が考えてしまっていることが列挙されており、また薄々「考えないようにした方がいいのでは?」とも感じていたためぜひ読んでみることに。
読後の感想
まえがきで登場した「思考過多社会」という言葉。まさにそのとおりだと思う。AIの登場によりやりたいことをAIの力を借りながらより簡単に実現できるようになったので、AIに何を取り組ませるかを考えることに常に頭を使っている。
普段の生活で気になったこと、ちょっとしたモヤモヤについて考え始めるとループに陥って抜け出せなくことを「反すう思考」と呼ぶらしい。自分はまさにこの「反すう思考」をしてしまっている自覚があり、これによって脳を疲れさせてしまっている実感がある。
「これは良くないからやめる」と言いたいところだが、おそらく「良くないからやめる」と考えること自体も「完璧主義」という「考えてはいけないこと」に該当しそう。「反すう思考していることに気づいたら、深呼吸してそこから離れる努力をしてみる(これはつまり今に集中するということ)」くらいの気持ちで、脳にかける負担を減らす心がけをしてみようと思った。
共感した点
第1章に書かれていることはほぼ全て自覚があり、共感した。
世間体のところだけは、見に覚えがなくそこだけはあまり共感できなかった
軸を自分に取り戻す「自分軸」という考え方を持つ必要がある。自分軸で行動するときは「自分がどう行動したいか」「何を大切にしたいか」に目を向けて判断をするらしい
周囲とハレーションが生じたなと感じたときに、自分を見失わない方法として試してみたい
後悔することそのものを否定しない
後悔したくないから念入りに準備をする、ということも悪いことではないが、後悔という事象も自分たちを成長させる価値のあるものである
心配しておけば最悪の事態は避けられるだろう
確かに、全く科学的な根拠がないのに「とりあえず心配しておく」という考え方をしていると自覚させられた
意図的に心配しない。脳からガベージコレクトするということをしてもいいのかもしれない
自分は人見知りだから
これは最近よくしていた思考であり、時には口にも出してしまっていたので、かなり反省させられた。少なくとも口に出すのはやめようと思った。
面白い話はできなくても「協調性」というワードを頭の片隅に置くようにしたい。
自分は何者なのか
自分を追い込んでいるだけで、正解を持つ必要はない。「今の自分は、こういう価値観や傾向を持っている」くらいがちょうどよい
「変わってもいい」というのが自分がなかなか意識しづらい価値観で、改めて刺さった。
考えていいことリスト
「とりあえずやってみる」「なぜ、私は怒っているのだろう」あたりは割と実践できている気がした
共感できなかった点
自分軸で行動してうまくいかないことが起きた時、「自分がどう行動したいか」を自分に問うと「周りに合わせてこの場を穏便に済ませたい」と思う気がした。これは、自分軸で行動しているようで自分軸で行動していない状態だと思うが、この場合にどう考えるべきなのかが本からは読み取れなかった。
「考えないようにしよう」と考えてはいけないとのことだが、自分はこれが苦手。浮かんだ思考だけをただ受け流すというのはどういう状況なんだろう。自分の場合「浮かんだ思考を受け流そう」とある意味考えてしまう。